住宅を買うなら今のうち!?将来の住宅事情を予想してみた。

  • 2019年5月2日
  • 2019年5月5日
  • 住まい
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ある程度の年齢になってくると、家を買うか否かを迫られるタイミングがあるものです。

当然ですが理由は人によって様々ですね。

  • パートナーが家やマンションに興味を持った
  • 子ども等の家族が増えて新しい住まいを探す必要が出てきた
  • 暗に「買わないの?」と両親(や親類)迫られている

理由としては多分こんな感じですよね。

もちろん今の日本の経済状況においては、「住宅なんて興味がない」「何かあった場合には負債や重荷になる」という意見も多数あり、それ自体は間違いではありません。
ひとたび住宅を購入してしまえば、賃貸と違って賃料の安いところに移り住んだり、生活の場を買えるために転居するといったことが容易には出来なくなるのですから。

ただし、いずれは新築住宅に住みたいと考えているのであれば可能な限り早く検討するべきです。
あまりに遅くなると新築住宅購入を視野に入れること自体が難しくなるかもしれません。

超高齢化した日本

今の日本は超高齢社会と呼ばれ、さらに出生率も引く状態が続いています。

内閣府のHPによると、2,016年の出生率が1.44しかなく、今後も減少していく見込みである。

将来的には人口が減少する事が確定的で、住宅の市場は縮小する事も容易に想像がつきます。

また、昔は兄弟姉妹が多いのが普通でした。
相続で住宅を取得することが出来たのは多くが長男長女です。
女性は結婚をして家を出るケースが多かったでしょうが、次男や三男、その下だった男性たちは自分の住まいを探す必要がありました。

そのような背景から住宅の需要は一定数有り続けたのです。

しかし、これだけ出生率が低ければ話は変わってきます。
平均的な子供の人数は1~2人程度となり、一昔前よりも相続での住宅取得が可能な人の割合は多くなります。

改めて住宅購入する必要のない人が多くなるということです。

需要が減っていけば供給する側も減少していくのは自然の流れですよね?

事実、国土交通省の資料によると平成12年をピークに建築業者の数は減り続けているのです。

供給過多状態が続く建築業界

また、今現在でも住宅供給は過剰といわれています。今もなお建売業者やマンションディベロッパーによって、マンションや戸建が造られ続けているため、その価値は激減すると容易に予想がつきます。※一部の主要都市を除く

需要が減少すればその少ないパイを取り合う事になるため、住宅を供給している会社も淘汰され減少することでしょう。
一時的には客の取り合いで価格も下がる可能性が有りますが、過当競争が落ち着いてしまえば価格を押さえる必要もなくなります。

ライバル業者がいないとなれば、価格は元と同じか吊り上げられる可能性さえあると思いませんか?(というか私が当事者ならそうします。)

個人的な考えですが、供給する側が減少することで価格競争をする必要がなくなった住宅メーカーが新築の建物が価格をつり上げる可能性が高いと予想しています。
ついでに言ってしまえば、ライバルの少ない状況では技術革新も生まれる可能性は低くなると思っています。
今現在は各社独特の工法を謳って「我が社の住宅はココがすごい!」という宣伝をしていますが、そういった宣伝もなくなっていくのではないでしょうか。

住宅業界の将来を勝手に予想してみます

今の住宅業界は各社が独自開発した技術をウリにして自社の商品(家)を紹介していますが、今後は違うかもしれません。
もし、このまま業者数が減少していけば、競う必要性がなくなるため企業努力をする必要性が薄くなります。
そうなると独特な技法は廃れ、決まった箱に決まった設備を当てはめていくだけになるような気がしています。

今は建売であっても住宅設備は業者側が選択したものを付けていますが、いつの間にか全てものがオプションになっているかもしれませんね。

それこそ某大手カレーチェーン店のカレーのように。
某チェーン店ではカレールーというベースを選択し、オプションで具を付属させていきます。一度でも入ったことがある方は簡単にイメージできますよね。

これを家に置き換えるとこうです。

  • ベースとなる「家」を選択
  • オプションで(キッチンや浴室・トイレといった)住宅設備を付属

これはこれでパズルのようで面白いかもしれませんが、今住宅メーカーがそれぞれやっている土地に合わせる技術や柔軟な対応といったものは全て排除されます。
それでいて金額は今と同じか高額になるわけです。

住宅メーカーによって値段が高騰した住宅は、並の住宅であっても普通の人には手が出ないものになります。出したくなるような魅力もあるかどうかわかりません。

結果、住宅を供給する会社が減少した社会では、日本人に根付いた新築住宅信仰が薄くなると予想をしてみました。

仮に今の建売住宅の販売価格が倍になったとしたら、あなたは購入を考えるでしょうか。私なら選択肢にすら入りませんね。
今ならギリギリ選択肢に入るかもしれませんが、売値が倍になったとしたらとても一般の人が購入を検討可能な代物ではなくなります。

私の想像した未来は極端なものかもしれません。しかし、十分に可能性のある未来だとは思えませんか?

住宅購入を検討するのであれば

先ほどまで、将来的には住宅購入は今と比べ物にならないほど、高い買い物になるかもしれない。
もし買うのであれば早いほうが良いと考える理由・勝手な予想をつらつらと書いてきました。

しかし、そもそも住宅自体決して安い買い物ではありません。

住宅を購入するのであれば自身の収入や支出、今後の支払いをよく考えなければいけません。

住宅購入に関してはこちらの記事をどうぞ

くたぶろぐ

「家賃と同じ支払いでマイホームが持てる」 と聞いてあなたはどう思うでしょうか。 もしあなたが 「同じ支払い額で自分の家が…

その辺の電柱なんかにベタベタ張り紙してあったりしますが、「家賃と同じ支払いで家が買える!」といった宣伝に「お、本当に?」などと引っかかってしまう方はそもそも購入を踏みとどまらないといけない人かもしれません。

住宅購入に関しては住宅メーカーや不動産屋、銀行等様々な人たちが介入する事となりますが、誰もあなたのお財布事情や将来の事に責任など持ってはくれません。
本当に買えるかどうかを判断するのは、他でもないあなた自身です。

今の時代、住宅を購入するのであれば月々のローン支払額家賃の支払いの半分近くまで抑えたいところです。今現在であっても、その位まで月々の支払い額を落とせなければ購入は控えた方が良いでしょう。