格安スマホの通信速度が上がるかもしれないけど、ユーザーにとって良いか悪いかが分からない

格安スマホの速度差別がなくなる?

しばらく前に、こんな記事を見かけました。

www.nikkei.com

総務省が電気通信事業法の施行規則を改正して、通信速度などで不当な差別的扱いを行わないことを約款に記載するよう義務づけるとのこと。

これが実現すれば、格安simの利用者が感じているであろう12時から13時やゴールデンタイムなんて言われている19時から22時といった利用者が増える時間帯に、回線が遅くなるという現象が緩和されるとされています。
これが事実であれば利用者としては歓迎すべき内容です。

回線が遅いというデメリットがなくなれば、docomo・au・ソフトバンクという3大キャリアからの乗り換えも増え、今現在よりも格安simが広く普及していく流れになる可能性が高くなるでしょう。
ただ、ユーザーが増える事によって逆に速度が下がる可能性があるのではないかと個人的には考えています。

そもそもMVNOは大手キャリアの回線の一部を借り受けて運用しています。回線の一部ですから、そこにユーザーが集中すれば回線がパンクする可能性だって否定できないはずです。
そうなれば接続自体できなくなるという最悪の事態に備え、回線を強化するために、設備投資という出費をしなくてはならなくなるのではないでしょうか。それはユーザーへ月額料金のアップという形で反映されてしまう可能性が高いと考えられます。

上記のようなことが起き、値段が上がっていけば3大キャリアとの差別化ができなくなり、格安simとは言えなくなってしまいますね。格安simに乗り換えた意味も当然なくなります。
今格安simを運営している事業者の皆様には、ぜひとも今のままの価格帯で利用させて下さいと声を大にして申し上げたいと思います。

ところで、今のところ国(総務省)が主導となって動いた、スマホ関連の規制や指導ってことごとく逆効果になっているのは気のせいでしょうか。