鍵が回らない時の応急処置とその後の対応法

  • 2019年11月8日
  • 2019年11月8日
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え!?鍵が回らない!

普段は気にもとめないと思いますが、ある時突然鍵が回らず閉められなくなることがあるのが扉の鍵です。
時間があるときであればまだいいけど、鍵を閉めるという事は出かけるという事だから大体ある程度急いでる。

そんな時に鍵が閉まらない事態に陥れば下手をすればパニックですよね。

 

そんな時はどうすればいいでしょうか。
応急処置であれば大抵の家にあって対策できるものがあります。

それは鉛筆

 

鍵が回らない時の応急処置は鉛筆で

 

えぇ、別に聞き間違いじゃないですよ。
間違いなく鉛筆で応急処置ができます。

鉛筆で鍵自体の穴や引っ掛かりといった凹凸がある部分をしばらくなぞってから鍵を使用してみよう。

鉛筆の黒鉛は鍵の滑りを良くするため、これで回る可能性があるのです。
急場のしのぎには十分のはず。

 

とは言えあくまでその場しのぎ。
本格的に対策をするとなると何をすれば良いでしょうか。

 

そもそも鍵が回りづらくなってしまった理由は?

そもそもなぜ鍵は回らなくなってしまったのだろう。
理由はいくつか考えられます。

  1. 経年変化による扉自体のゆがみ
  2. 鍵自体のゆがみ
  3. 鍵シリンダー内部の汚れや油

 

一般的に考えると上記のような理由がありえます。

理由が①であれば一般の人には対策することは難しいです。
メーカー等に問合せ扉自体の建付けを調整し直す。
それが難しいのであれば扉自体の交換も検討しなくてはなりません。交換の場合は結構な出費の覚悟が必要です。

では②であればどうか。
お金は掛かりますが、これは対応可能です。
その鍵は諦めておとなしく新しい鍵を作りましょう。または、鍵屋さんを手配して鍵シリンダーごと交換してしまっても良いかもしれません。

 

では③はどうか。
③であれば自分で対応することが可能です。しかも、鍵が引っ掛かるというこの現象、この③である可能性が高く、知っていれば自分で対応することが可能です。
早い話が鍵穴内部を掃除してあげれば良いのです。

鍵を回すための方法として鉛筆や専用の潤滑剤の利用についてはメーカーのサイトや鍵屋さんのサイトで沢山紹介されているのに、鍵シリンダー内部の汚れについて言及している所はあまりないんだよね。なんでだろ。

 

では、普通の人にもできるシリンダー、鍵穴内部の清掃方法をご紹介。

 

鍵シリンダー内部の汚れや油を除去するためには

清掃するにあたって、まず紹介したい商品があります。
ブレークリーンという呉工業の製品です。

現物の写真はこちら

呉工業といえばクレ5-56がおなじみの製品ですね。
でも、間違ってもクレ5-56を鍵穴に使用してはいけません。(理由は後述)

こちらのブレークリーン、同じ会社の製品だけあって見た目はどことなく似ていますが、内容物は似て非なるものです。

このスプレーは本来は機械、特にブレーキの類の油や汚れを除去する物そうで。

 

実際に鍵穴掃除をしてみると分かりますが、本当に汚れがよく落ちます。

 

実際に鍵シリンダー内部の汚れ除去を行ってみた

実際に鍵穴内部が汚れていて鍵が回らなくなりました。

 

鍵は刺さりますが回りません。

 

先程のブレークリーンを注入します。

 

布かなにかを添えて、鍵を抜き差しします。

 

このとおり、鍵穴内部の汚れや油が大量に出てきます。

 

 

鍵が回らない時にやってはいけない事

鍵が回らないときについやってしまいがちですが、実ややってはいけないことがいくつかあります。

鍵穴に油を指す

間違っても市販の潤滑剤(例:クレ556)や食用油などで滑りを良くしようと考えてはいけません。一見、その場では滑りが良くなったように感じるかもしれませんが、油は劣化すると粘着性を帯びてかえって汚れやホコリを呼び込みます。

 

無理やり回す

急いでいたりすると何とかして回そうとしてしまいがちですが、これも良くありません。無理やり回すという事は鍵(シリンダー)に強い負担が掛かります。
中の機構を痛める事にもなりますし、最悪内部で鍵が折れて使用不能になることもありえます。鍵が内部で折れてしまった場合、鍵シリンダーを壊す(新規シリンダーと交換)以外に方法は無くなります。

 

鍵の複製品を利用する

鍵はできれば純正品を利用してください。
街中には鍵を複製してくれるところは沢山ありますが、実はこの鍵を利用するのはあまりよくはありません。理由としては純正品と比較すると多少の誤差があり、引っ掛かりが生じやすくなります。
そのため、使用を繰り返すと、シリンダー内部が傷んだり、複製した鍵の削れた粉が内部にたまります。そのため、シリンダーが回りづらくなりやすくなります。

 

掃除が終わったら

鍵シリンダーや錠前、扉等に異常がなければこれで、鍵がスルスル回るようになります。さらに、MIWAのような鍵メーカーがだしている専用の潤滑剤を併用すればほぼ引っ掛かりは感じないレベルになるでしょう。

 

また、鍵穴だけでなく鍵自体も拭き掃除をしておくと余計なホコリや汚れがシリンダーの中に侵入しづらくなります。