「部屋探しをしたいけど、問題なく払える賃料がどの程度なのかわからない。」
今回は賃貸での住まい探しに不慣れな方への記事です。
もう少しで4月も終了となり、今年は元号すら変わっていくわけですが、新しい環境での生活が始まった方はそろそろ新生活になれた頃でしょうか。
新生活を始めるにあたり、新しくアパートやマンションを借りて生活の場が変わった方もいらっしゃるでしょう。
ところで、その際に借りた部屋はご自身で選ばれた部屋でしょうか。
新社会人の方や学生の方は住まい探しが不慣れな方も多数いることでしょう。
親や知人を頼り、ほとんど人任せで新居が決まってしまったと方も少なくないはず。
いざ住み始めたら「思っていたのとちょっと違ったな」と考えている方も居るのでは無いでしょうか。
とはいえ引っ越しというものは、それなりに費用が掛かるため簡単にはできません。
しかし、ある程度のお金を貯まったら引っ越しを検討すると言う方は、次の住まいに自分が何を必要としているのかをよく検討して住まいを探しましょう。
賃貸での住まい探しは下調べが重要です。
引っ越しはをするにはそれなりの費用が掛かるので、簡単に住まいを変更することは難しいものです。
だからこそ次は、思惑通りの部屋探しが出来るよう入念に下調べをしましょう。
せっかく引っ越しをしたのに、自分自身の身の丈に合わない賃料の部屋だったり、生活する上で不便を感じる部屋を借りてしまっては仕方がありません。
我慢をして不都合を感じる部屋に住んでいても、またいずれ引っ越しを検討することとなり、余計な出費をすることとなります。
可能な限り、予算範囲内かつ自分の希望に添う部屋を見つけましょう。
必要がなければ引っ越しなど何回もするものではありません。
家賃は手取りの何割位までなら問題なく払えるか。
部屋探しをする際は、まず自分の収入と支出のバランスをよく考えましょう。
あなたが家賃として支払って良い金額は、手取りの3分の1~4分の1が理想です。
下の記事は、以前私が部屋探しをしたときの失敗談になります。
自分の収入に見合わない部屋を借りた場合、それなりに収入があったとしても、必要以上に節約をしなくてはならなくなったり、貯金ができなかったりと様々な不都合が生じます。
分不相応な部屋に住んではいけません。
仮に新社会人から2年目程度の人が部屋探しをするとなると、収入面での条件は下記のようなものが想定されます。
- 新社会人の初任給は平均20万程度(手取り計算で17万円程度)
- 部屋探しをする場合の賃料は4~5万円台(手取りで3分の1から4分の1)
新社会人の平均的な初任給は20万円程度とされています。
ここから各種税金や保険といったものが強制的に差し引かれますので20万円全額を貰うことはできません。
実際にあなたの口座に振り込まれる金額はおよそ17万円前後、約15~20%程度少ない金額となります。
あなたが社会人を続けて収入が増えると、差し引かれる金額の割合はさらに増加しますが、ここでは無関係なので割愛します。
手元に残る金額は人によってばらつきがありますので、実際に部屋探しをするときはここをよく考慮して賃料を逆算するとよいでしょう。
毎月の収入(総支給)に対して実際に振り込まれる金額を手取りと呼んでいます。
部屋探しをする際はこの手取りを基準に考えなくてはなりません。
実際に手元に残らない総支給額で考えると、ちょっと良い部屋に住めてしまう気がしてきますが、実際に生活してみると「思った以上に余裕が無い」ということになりかねません。
あなたにとって苦にならない通勤時間はどのくらい?
あなたはどの程度の通勤に時間を掛けられるでしょうか。
引っ越しを検討する上で重要なのが、日々の通勤時間です。
地方や郊外での部屋探しは家賃を下げるためには非常に有効です。
地方で部屋を探すと、都心で部屋を探すのとは比べ物にならないほどリーズナブルな物件が数多くあります。
ただ、そこに住んだときに「今後どの程度通勤時間が掛かるか」をよく考えておかないと非常に危険です。
仮に今の通勤時間が15分程度の物件から、移動時間が1時間掛かる距離の物件に引っ越しをしたとしたら慣れるまでは辛いはずです。
どこか遊びに行ったりするときの1時間とは違い、通勤は毎日のことだからです。
引っ越しをする前は「たかだか1時間のこと」と考えてしまいますが、実際はそれ以上の時間をとられます。
往復で考えると引っ越し前後で90分の差が出来ることになります。
それが毎日続くなると苦痛を感じて耐えられ無いという人もいることでしょう。
引っ越しを考える際は非常に重要な要素の一つです。
通勤経路にある程度生活雑貨や食材等を購入できる店がある
地味な事ではありますが、意外と重要な事柄です。
日常的に行き来する通勤経路上、もしくはその近くに日用品を購入できる店があることを確認しておきましょう。
利便性の落ちる物件も、そうでない物件と比較すると割安で借りられる傾向にあります。
仮にどれだけ部屋が良かったとしても、周りに店舗がほとんど無いような立地の物件は要注意です。
そういった物件に入ってしまうと普段は買い物がほとんどできなくなるからです。
買い物は休日にするしかなくなりますので、買い物が非常に面倒になってしまいます。
あまりにも不便を感じてしまう場合は、また引っ越しを検討することになるでしょう。
自分が払える家賃と、住んで支障のない物件の条件をよく考えましょう。
部屋探しをする際は、自分がどの程度の賃料だったら問題なく支払うことが出来るのかをよく考える必要があります。
探している条件に対して、賃料が高いと感じたならば立地や設備等の条件を落とすことを考えるしかありません。
住宅設備などは人によっては重要な条件となることでしょう。
とはいえ、より良い設備を求めるとその分賃料に反映されますのである程度の妥協は必要です。
それについてはこちらの記事で記載しています。
今回は以上です。
良かったら見てみてね!
あなたは今まで何度引っ越しをしたことがあるでしょうか。 いわゆる転勤族といわれるような仕事関係で年中引っ越しをしている人でなければ、それほど引っ越しを繰り返しているなんていう人はそう多くないはずですよね。 […]