賃貸アパートやマンションを借りるとなったとき、あなたはどういった基準で部屋さがしをするでしょうか。
部屋探しは全ての希望を叶えようとすると、大概自分の予算よりも高額の物件になる場合がほとんどです。
不動産業者に物件を案内してもらう場合、案内スタッフはお客さんの希望をまずは全て聞き取りをします。
しかし、それら全てが叶う物件を案内しようとは考えていません。
そんな物件はほぼ見つかりませんし、あったとしてもお客さんの予算ではその物件を紹介できないことの方が多いからです。
そのため、案内スタッフは全ての希望を聞いた上で、聞き取りした条件の中で妥協出来る条件はどれかという事を整理して、希望賃料に合致した物件を紹介してきます。
こんにちは、管理人のくたです。
今回は部屋探しの妥協についてです。
あなたが住まい探しをするときの、必須条件は考えてみましょう
立地や設備など人によって求める内容は様々ですが、理想が高ければ高いほどそれが賃料に反映されていきます。
全ての望みを盛り込んだ部屋を借りると、非常に高い部屋を借りることになるのではないでしょうか。
私は以前、何も考えずに賃料の高い部屋を借りたことがあります。
その結果、高い家賃を払うために貯金をすることができない、日々の生活費を削らなくてはならないといった苦い思いをしたことがありました。
そのときのお話がこちらです。
身の丈に合わない賃料を払うのは生活が苦しくなるだけなので、自分がどの程度の賃料なら払っていけるのかをよく考えましょう。
不動産業者のスタッフの言われるまま、高い賃料の部屋を契約してはいけません。
立地
部屋探しをする際は、まずどこの地域で部屋を探すかを考える必要があります。
会社や学校が近いからと言う理由で、都心部に部屋を借りると、驚くほど賃料が高い地域もあります。
仮に東京の銀座近辺で賃貸マンションを借りようとすると他の地域の数倍の賃料が掛かることでしょう。ワンルームで2、30万の賃料を取る物件もありますから驚きです。
逆に、東京23区でも足立区・葛飾区・練馬区・板橋区あたりで駅から遠い物件を選択すればかなり賃料が安くなります。
通勤・通学で自分が通う事に苦痛を感じない程度の距離の物件を選択しましょう。
広さ・間取り
荷物の量や一緒に住んでいる人の人数などで必要な広さや間取りは大きく変わります。
一人で荷物も少ない人であれば、それこそ20㎡以下のワンルームでも問題ないかもしれませんが、結婚して配偶者や子供がいるような人ではそうはいきません。
仮に配偶者や婚約している相手が居るという人は、最低でもやや広めの1DKは必要だと考えられます。本音のところでいえば1LDKは必要だという人がほとんどでしょう。
住宅設備など
こちらは人によって求めるものが大きく変わるでしょう。
例えば配偶者のためにセキュリティが高いと思われるオートロック付きのマンションにしたいと考えたり、いつでも洗濯物を乾かせるように浴室乾燥機付きのユニットバスが付いている物件がいいという人も居るかもしれません。
物件の賃料を考慮しなければ、いくらでも良い設備の物件は出てくるでしょうが、当然予算があることですので欲しい設備全て取り揃えた物件となると、かなり高額の賃料を払うことになるかもしれません。
築年数
これも人によって妥協できるラインが大きく違う項目になります。
小綺麗にしていれば物件の築年数は問わないと言う方もいますし、逆に新築物件以外は受け付けないと言う方も居ます。
自分の中で問題ないのであれば、できるだけ築年数が建っている物件を選択する方が賃料は割安になります。
ただし、あまりに年数が経過している物件ですと、設備の不具合が発生する可能性が高く、大家さんや管理会社に修繕を行ってもらうために時間を取られるというデメリットも存在します。
身の丈にあった部屋探しをしましょう。
先ほども紹介しましたが、私もよく考えずに良い条件の部屋を借りて痛い目を見たことがありました。
部屋探しが失敗だったことに気がついたので、早々にその部屋を引き払いましたが、仮にそのまま住み続けていたら貯金もまともに出来ていなかったでしょう。
部屋探しというものはある程度のところで妥協点を見つけなくてはいつになっても決まりません。
また、その妥協できる点が多い方ほど安い部屋を探すことが可能です。
より多くの妥協点が見つかれば、自分で思った以上に安い賃料の部屋を借りられるかもしれません。
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