確かにそんな年にはなったけど、やっぱり心配。
生活習慣のみだれや食生活も心配なのよね・・・
お子さんが大学生や社会人、およそ20歳前後になると一人暮らしをし始めることはよくあることです。
そうはいっても親の立場からすれば今まで一緒に住んでいた子が一人暮らしを始めるとなると、やっぱり心配が絶えませんよね?
でも、近い将来社会人になったりすでに社会人だというのであればしっかりと自立する必要があります。
そう考えると自立の一環として一人暮らしも経験の一つとして必要ではないでしょうか。
こんにちは!管理人のくたです。
今回はお子さん、特に娘さんの一人暮らしについて。
同じ一人暮らしでも、男と女では心配の具合が違いますよね。
ですから今回は、一人暮らしをしようとしている娘さんの部屋探しをする場合に、どのような点に注意をすれば良いのかというポイントをお伝えします。
ポイントは賃貸物件の探し方に関するものが3つ、契約後のポイントが3つのの合計6つになります。
賃貸物件の探し方に関するポイントが3つは以下の通りです。
- 安全性
- 建物の設備
- 費用
そして契約後のポイント3つが以下の通りです。
- 物件決定後にしておくべき手続き
- 引っ越し準備
- 引越しのときに持たせてあげた方が良いもの
それぞれこのようなものがポイントとなります。
それでは順番に説明していきます。
娘と探す、一人暮らし用物件の探し方
物件を探す際のポイントを安全性・費用・建物の設備と紹介しました。
順番にどういうことかを説明していきます。
安全性
物件を探すときにまず考えたいのは安全性です。
物件自体の話だけではありません。
具体的には下記のようなものを考慮する必要があります。
- 物件自体の防犯に関する意識や抑止力
- 街の治安
- 通勤・通学経路
女性であればできるだけ「安全に住めること」を重視したいですよね。
それであれば上記のような内容を注意したいところです。
物件の防犯意識や抑止力についてはこの後の「物件の設備」で後述します。
次に街の治安ついてですが街のよって治安というものは大きく異なります。
当然ですよね。
分かりやすく言うと歓楽街が近いような立地は治安が良いとは言えませんので避けておく方が無難です。
かといってあまりにお店が少ない地域などは周囲が暗かったりするのでそれはそれで避けておきたいところ。
通りに照明が少ないところも避けておきたいですね。
人通りが少ないところは必然的に電柱に設置してある照明の数が少なかったりするものです。
これから使うであろう通勤・通学経路がどのような通りかを事前にチェックしておきましょう。
物件の設備
物件の設備は先ほどの項の安全性にも繋がるものも多いので、厳密にはこの項目も「安全性」に関わることといっても良いのかもしれません。
しかし設備に関してはかなり項目が多いので分けて紹介します。
物件探しをする際に見ておきたい設備はこのようなものになります。
- オートロック
- カメラ付きインターホン
- 防犯カメラ
- ユニットバス(浴室乾燥)
- 洗濯機置き場
- 集合ポスト
- ごみ置き場
- 建物全体の雰囲気・手入れ具合
- 階層
順に説明します。
説明するまでもないかもしれませんが、オートロックというのは集合住宅についている自動ドアのことです。
部屋のカギと連動していることが多く、入居者であれば部屋の鍵を利用して入室することができます。
そのため、外部の人は入室することができなくなります。
しかしこのオートロック。
過信しすぎるのはいけません。
設置状況やタイミング次第では入室することができてしまうからです。
この辺についてはオートロックのマンションは安全か?入り方ってあるの?にて説明しています。
次にカメラ付きインターホン。
インターホンを鳴らされたときに相手を確認することができます。
これも今では当たり前となった住宅設備ですので、説明は不要かもしれませんね。
知らない人をエントランスより侵入させないなど、先ほどのオートロック扉と組み合わせることでさらに効力を発揮します。
次に防犯カメラです。
防犯カメラは基本的には入居者が何かをするという設備ではありません。
運営側、つまり大家さんや管理会社が有事の際に映像を確認するものです。
しかし、抑止力として大きな効果を発揮します。
次にユニットバスに設置された浴室乾燥機です。
写真だと分かりづらいかもしれませんが、これがユニットバスの天井に設置されています。
これがあることによって室内で洗濯物を乾かすことができます。
つまり下着などの外にあまり干したくないような物を室内でもしっかり乾燥させることができる設備です。
女性にはとても嬉しい設備ですね。
次に洗濯機置き場(洗濯機パン)です。
築年数の浅い物件であれば居室内の洗面所などに洗濯機パンが設置されていることも多いです。
築年数の古い物件の場合、洗濯機パンではなく洗濯機置き場がベランダに設置されていることがあります。
女性がベランダで洗濯しているというのはあまり見せたい姿ではないですよね?
こういった物件は避ける方が無難です。
次は集合ポスト。
集合ポストはエントランス前に設置されていることがほとんどです。
この集合ポストですが、古いものになると簡単に中に手を入れてしまうことができてしまいます。
新しめの物件であれば中に手が入りづらい工夫をされているポストになっていることが多いので、これもチェックしておきたい項目です。
次はごみ置き場です。
マンションであればゴミストッカーと呼ばれるごみを入れる大きな箱のような物を設置していることが多いです。
これが無くゴミ捨て場が野ざらしの場合、簡単にゴミを漁られてしまいます。
次は建物全体の雰囲気・手入れ具合です。
これは設備とは違うものですが、物件自体ということでここで紹介します。
何のことかというと、清掃が行き届いている・植栽(植木など)が整備されている物件のことです。
これらがしっかりできている物件は管理者がよく出入りをしているので安全性が高いと言えます。
これはおまけですが、最後に階層です。
これも設備ではありませんね。
単純に上層階の方が侵入しづらいということで安全性は高めです。
しかしこれも過信してはいけません。
周囲の状況などによっては上層であっても問題なく侵入できてしまうこともあるので、常に施錠することを忘れてはいけません。
費用
物件を決めるときに忘れてはいけないのが費用です。
物件を決める際に考えておくべき金額は2つです。
- 初期費用
- 毎月支払っていく家賃(と生活費)
理想を求めていけばどんどん良い物件は見つかるかもしれませんが、当然相応に月々の賃料は上がっていきます。
そしてそれに応じて初期費用も大きく変わっていくので注意が必要です。
今まで紹介してきた立地や設備の話も関係するのですが、基本的に条件が良い物件程月々の賃料は上がっていきます。
ですから、どこまで立地や設備を求めるかはこの「費用」によって検討しなくてはなりません。
検討をするさいに自立というものを考えるのであれば援助のし過ぎは考えものです。
あくまで本人の収入をベースに賃料を検討することが大事です。
初期費用については新社会人が賃貸で一人暮らしを始めるときの費用はどのくらいか?という記事で解説しています。
契約の際の流れは【初めて一人暮らしをする人へ】失敗しない部屋探しの手順を徹底解説!の「候補の物件が見つかったら」という項目で解説しています。
物件が決まったの後の必要な手続き・準備
物件を決まったら引越しに向けて準備をしなくてはなりません。
でも初めて一人暮らしをするのであれば、何から準備をしたら良いかわからないかもしれません。
ここはぜひ手伝ってあげたいところです。
公共料金など、生活に関わるの手続き
初めての一人暮らしだと手続きの仕方がわからない、どころか手続きが必要ということすら知らないかもしれません。
契約の際に不動産屋さんにその地域の電気・ガス・水道の連絡先を確認しておきましょう。
引越し後に気が付いて電気やガスが利用できないなんていうこともありますので要注意です。
手続きに関してはネット・電話どちらでも可能です。
ネットの場合は即日対応ではないことが多いので、余裕をもって手続きをしておきましょう。
急ぎであれば電話をする必要がありますが、昨今の情勢もあり繋がりづらいので結構大変です。
また、余裕があるのであれば電気は地域の電力会社以外でも事業展開していますので、一度調べてみることをオススメします。
電気の開通などは本来は地域の電力会社(例:東京電力)に連絡をとるのが普通ですが、電力自由化となりいくつもの電気事業者が参入しています。
どんな電気事業者があるか分からない、どの電気事業者が良いか分からないという方はエネチェンジで調べることができます。
エネチェンジはいくつもある電気事業者の中からあなたの生活スタイルにそった、料金が安くなるプランを調べることのできるサイトです。
この辺りの話は【比較】おすすめはどこ?一人暮らしで得する電力会社の選び方!で解説しています。
引越し
いざ引越しの準備となると、やみくもに荷物を段ボールに詰めておけばいいわけではありませんよね。
実際には引越し前後に必要なものは抜いておく、引越し直後にすぐ開封して使うようなものはする分かるようにしておくといった工夫が必要です。
このようなノウハウは当然無いでしょうから、事前に説明しておいてあげると助かるはずです。
引越し自体は業者を頼むか自分たちやるかという話になりますが、引越しは思った以上に大変です。
予算が無いという話でなければ業者を依頼する方が無難です。
どこに頼むかは不動産屋さんが紹介してくれる業者を利用するか、自分で探すかという話になります。
自分で探すのであればLIFULLの引越し見積もりが良いでしょう。
多くの引越し業者の見積もりをまとめて取ることができます。
知名度も抜群なので安心だね!
引越しの際に持たせてあげた方が良いもの
今までの解説で部屋の探し方や契約後に必要なことを解説してきました。
では次はいざ引越しとなったときの話です。
実際に引越しなったときには親としては事前に色々持たせてあげたいところですが、一人暮らしではワンルームや1Kといった間取りがほとんどのはず。
それほど大量に物を持って行けるわけではありません。
ということは必然的に持って行く物は絞られることになります。
そんな中でもこの項では娘さんの生活の安全性を高めるための小物を紹介します。
布団とかの生活必需品は紹介しないよ!
それではオススメするものはこちらです。
- 室内物干し・サーキュレーター
- シュレッダー・まとめて切れるハサミ
- 窓の補助錠
順番に説明します。
まずは室内物干しとサーキュレーター。
この二つは実はユニットバスに浴室乾燥機が設置されている物件であれば必要ありません。
これは浴室乾燥機がない場合の話になります。
この2つがあれば浴室乾燥機が無くても下着などを室内で乾燥できるので外に干す必要がなくなります。
もし、浴室乾燥機が付いていない物件を選択してしまったのであれば持たせてあげると良いでしょう。
次はシュレッダーとハサミ型シュレッダーです。
これはごみを捨てるときの話になります。
個人情報という観点の話になりますが、名前の入った明細などを処分するときに便利です。
ごみをあさって個人情報を特定する、なんとことはそうそうありませんがやはり個人情報の書かれたものをそのまま捨てるのはよくありません。
このようなもので細かくして捨てるべきだとは思いませんか?
最後に窓の補助錠です。
実は窓の鍵というものは悪意のある人からすれば結構簡単に壊すことが可能だったりします。
これがあればセキュリティ万全、というわけではありませんが侵入するまでの時間を増やしたり、抑止という意味で効果を発揮します。
娘の一人暮らしを失敗させないための成功ポイントまとめ
簡単ですがまとめになります。
娘さんが初めて一人暮らしをするときにはまずは安全性を第一に考えましょう。
立地、物件の設備がどの程度の揃っているかが重要になります。
かといって全てのものが揃っている物件を選択するのには予算が掛かりすぎますので、予算の許す範囲内で考える必要があります。
家賃が高すぎると本人が払っていくのが難しく、生活が苦しくなってしまいますので収入と照らし合わせてみましょう。
物件が決まったら事前に公共料金関係の手続きが必要です。
余裕をもって手続きしておくようにしてください。
引越し業者も選定が必要なので考えておきましょう。
不動産屋さんも紹介してくれますが、一度自分で調べてみると値段が安い業者が見つかるかもしれませんね。
引越しをするときには色々持たせてあげたいところですが、部屋のスペースは限られています。
厳選して必要な物を持たせてあげましょう。
その際に、補助錠などセキュリティが高まる小物を持たせてあげると良いかもしれません。
初めての一人暮らしなので親としても心配はつきませんが、最後はなんだかんだで自分で生活できるのを信じてあげるのが一番。
大丈夫、きっと何とかなります。
どうしても何かあった時だけ助けてあげれば十分です。
今回は以上になります。
ありがとうございました!