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建売購入後に後悔?しないためのチェックポイント

  • 2019年10月27日
  • 2019年10月27日
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「夢のマイホーム」

 

今では少し古い考え方になるのかもしれません。

今では持たないことを是とするミニマリストなる人たちもいるくらいです。

 

その人たちからすれば収入の上がりにくいこのご時世に、ローンやその場所に縛られるマイホーム等というものはある意味では狂気の沙汰に見えるのかもしれません。

それでも周囲を見ていると住宅は立ち続け、気がつくと完成して人が住んでいる、それもまたよく見る光景です。

 

そう考えると、やはり「夢のマイホーム」と考え自分の家を欲しいと思っている人は一定数いると考えるのが自然です。

 

ただ、今は物価が上昇している割に収入の伸びはイマイチ。
注文住宅のような高い家を建てることは結構な高望みと言えるかもしれません。

そうなると建売住宅になりますよね。
といっても建売だからといって家が凄く安いと言うわけではありません。
注文住宅と比較すれば割安だと思える程度です。

ですから当然慎重にどのような家にするかを決めなければなりません。
建売住宅とはいえ何度も購入するのは無理なのですから。

 

そのような人がマイホームが欲しいと考えたとき、購入後失敗したと思わないために何を気を付けたらよいのでしょうか。

今回は建売住宅の購入についてお伝えします。

 

建売住宅に過度の期待はしない

建売住宅はたった一家族のために造られた「注文住宅」とは違います。

注文住宅はそのたった一家族の個性に合わせて造られたものに対し、万人受けするようにある意味では個性を消して造られた住宅です。

 

言い方を変えれば、誰が見てもある程度悪くない住宅になるように造られています。

「悪くはないんだけどあと一歩」

そんな感じの家です。

 

それを過度の期待をして見てしまうと、アレが微妙これが足りないという風になってしまい、いつになっても決められません。

建売住宅で家を探すときは60点~80点で家探しをするつもりで。

 

ローンは高すぎない?年収で組んでいい金額は大体決まってる

まさかとは思いますが、頭金無し(もしくは数万円程度の少額)で買おうと考えてはいませんでしょうか。

時々そんな宣伝文句で売りに出している住宅販売業者もいますが、後々のことを考えたら論外です。

よくローンは年収の5倍~7倍までと言われていますが年収500万の人が借りたら2,500万~3,500万円です。こんな金額、何も考えずに借りたら多分破綻します。

 

東京近辺で安価な一戸建てを探そうとすると、割安な地域で2,000万円台後半くらいで探せるかと思います。
仮に2,800万円としてそれを全て借り入れするとしたらどうでしょう。

条件は以下のようにしてみました。

  • 35年ローン
  • 元利均等返済
  • 金利1%(今現在の変動金利は最安値はもっと下ですが)

仮にこの条件で毎月返済するとすると約79,000となりました。

※ちなみに計算は下記のサイトで行いました。ローン返済や繰り上げ返済などの計算を自動で行ってくれるとても便利なサイトです。

高精度計算サイト

計算の正確さ、使いやすさ、楽しさを追求した本格的な計算サイトです。…

 

住宅購入を考えるような人はある程度収入があると思いますので、多分この金額を見たときに特に問題無いと思える人も多いのではないでしょうか。
家族がいる世帯であれば賃貸の賃料もこれと同じ水準かそれ以上に払っているでしょうから。

しかし、今後掛かってくるお金のことを考えるとそうは言えないかもしれません。
住宅購入後、家(と家族)には様々なお金が掛かってきます。

  • 税金(固定資産税等)
  • 建物修繕費
  • 養育費(子供がいれば)
  • 老後の生活費
  • 保険

 

よく考えてみると将来、様々な費用が掛かってくるが思い浮かびませんか?

家を購入したら、まずは税金です。
買った時点でも掛かりますが、毎年「税金を払って下さい!」という用紙が家に届くようになります。当然ですが払うしかありません。

建物修繕にかんしてもそうです。
家は年数に応じて老朽化します。必要に応じて直さなくてはなりません。外回りであれば外壁や屋根・雨樋なんかがそうです。
家の中であれば給湯器や水栓金具(キッチンの蛇口など)の住宅設備が痛んできます。

家を買うような方は子供がいる人も多いはず。
子供に今後掛かってくるお金を考えて見ましょう。結構な額になるのではないでしょうか。
中学高校大学とそれに今の時代は塾の費用も頭に入れておかなければならないかもしれません。

 

まだまだ気が早いかも知れませんが自分たちの老後はどうでしょう。
年金もあまり当てにならないかもしれません。個人年金等も推奨されている時代です。
自分達の将来は自分たちで守らないといけないと考えるべきです。

 

保険は人によって考え方が異なるところですね。
ただ、いつまでも健康であり続けるのは一握りの人だけです。
何かしらの保険には入っておく方が良いでしょう。

手厚すぎる保険に入って、保険貧乏になっては意味がないですが。

 

将来色々なお金が掛かってくることは間違いありません。
それを考えると、ある程度の頭金を用意し、将来に備えられるお金を貯蓄していく余裕が無いと家を購入するべきではありません。

 

値引き交渉はしてみた?業者が売るのに苦労してそうならチャンス

あなたが購入を検討している家はどのようなものでしょうか。

  • 売り出されたばかり
  • 人気のあるエリアである
  • 近くに便利そうな施設が多い
  • 駅が近い
  • 家の設備等が整っている
  • とても日当たりが良い

 

人気のある物件はある程度決まっています。
上記のような「好まれそうな条件」が多い程、余程値段設定に無理がなければ売れていきます。

逆に言うと悪条件が重なっているような物件は中々売れず業者も苦労したりするものです。

 

販売までに時間が掛かっていると業者も焦っていたりします。
業者からすると、物件を用意する際にした借り入れの返済がすでに発生しています。時間が経てば経つ程業者からすると費用がかさむので、少しでも早く物件を売ってしまいたいのです。

そのような物件であるならば、業者も値下げ交渉に応じてくれる可能性が高くなります。すでにギリギリまで下げていた場合は断られるでしょうが、相場と比較すれば物件の値段が割安かどうかはある程度判断できるでしょう。

 

物件の近隣に懸念事項はない?よく調べておこう

いくら物件が割安だったとしても、その理由が建物や土地の条件などの物件自体に起因するもので無かったとしたら、購入後後悔するかもしれません。

 

こんな悪条件はあったりしませんか?

  • 土地が低い海抜0m地帯である(もしくはそれに近い)
  • 川が非常に近くにある
  • 地盤が弱い地域である
  • 近隣に良くない施設がある

 

近年は地震や台風などの災害が非常に多くなっています。
大きな災害がくるとどの地域であっても被害は受けますが、被害の程度は住んでいる場所によって大きく変わってくるでしょう。

海抜0m地帯や川が近くにある地域であれば台風によって川が氾濫して被害を受けるかもしれませんし、地盤が弱ければ地震によって被害を受けるかもしれません。

自然災害は人の力ではどうにもなりませんが、被害を受けやすい地域を避けることで被害は減少することでしょう。

 

自然災害以外のところでは、生活に好ましくない施設が近くにある地域であるかどうかも気になるところです。

例えば、「反社会的勢力であろう人の家が近くにある」といった理由。
簡単に調べることはできないでしょうが、そのような理由で物件が安いのであれば避けた方がよいでしょう。

拘置所(刑務所)や火葬場のような所が近所にあっても嫌なものですね。こちらもできれば避けたいところです。
気にならない人は気にならないのかもしれませんが。

 

購入を判断する場合は近隣の状況などもよく調べておきましょう。

 

 

購入後、住む前に準備しなくてはいけない物

建売住宅は買ってすぐに住むのは難しいかもしれません。

というのも、最低限の設備しかついておらず住む前にある程度準備が必要だからです。
注文住宅であれば、費用の中に入っていて取り付けしてくれているようなものであっても、建売住宅の場合はそれがありません。

住む前に確認して自分で用意する必要があります。
では何が必要でしょうか。

※物件よって変わってきますので、よく確認してみましょう。

 

  • テレビのアンテナ
  • エアコン
  • 網戸
  • カーテンレール・カーテン
  • 洗濯機パン
  • インターネット設備

 

テレビを見ようと思ってもアンテナは多分設置されていません。
自分で設置する必要があります。電気屋さんへ依頼しましょう。
また、地域によっては受信の状況が良くなかったりします。その場合は電気屋さんと相談をしてブースターの取り付けが必要かもしれません。

エアコンも付いていない可能性が高いです。その部屋に合ったエアコンを選択して設置しましょう。これも電気屋さんですね。

エアコンについての記事です。よかったらどうぞ。

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意外かもしれませんが、網戸も付いてなかったりします。
サッシ屋さんやガラス屋さんといった人たちが対応してくれますが、普通の人にこのような人たちとの付き合いはあまり無いのではないかと思います。

ホームセンターで良いかと思いますが、インターネットで業者をさがしてもいいかもしれません。

 

カーテンレールも着いていない可能性があります。
DIYが得意だったりする人は、ホームセンターで買ってきて自分で取り付けても良いかもしれませんね。カーテンも自分で好みのものを買いましょう。

 

洗濯パン(洗濯防水パン)といってどんなものか分かるでしょうか。
洗濯機を置く台の様なものです。これを設置しておけば洗濯機から水漏れがあったとしても洗濯パンが水を受けて排水してくれるので安心です。

もし付いていないようで有れば設置を検討した方が良いでしょう。
水道屋(設備屋)さんの工事が必要です。
知り合いにいれば良いですが、そうでなければやはりホームセンターのようなところで依頼することになるります。

 

ネットを使うためには申し込みが必要です。
多分フレッツのような光インターネットの申し込みになるでしょうか。

これでネットを利用できるようにはなりますが、家の中全てに接続のジャックが有るわけではありません。多分リビングに一つあるだけではないでしょうか。

他の部屋で利用しようとすると、あらかじめ他の部屋へ配線をして貰っておくことが必要になります。電気屋さんの出番です。
工事を依頼して各部屋に配線とジャックを設置して貰う必要があります。

 

 

住宅購入はする前もした後もお金が掛かる

住宅購入は計画をしっかり行わないと後悔する可能性が高くなります。

それは購入前も購入直後も将来もそれなりにお金が掛かるからです。
もちろんどの時期にどの程度掛かってくるか理解していれば対応は難しいものではありません。

賃貸であれば、最悪賃料の安い物件に移れば良いだけですが、家を所有したらそうはいきません。
物件を手放すわけにはいかないのですから、絶対に何とかしなくてはならないのです。

後からこんなお金が掛かるなんて知らなかったということが無いように計画的に住宅は購入しましょう。