部屋の広さだけでは決められないエアコン購入のポイント

  • 2019年9月7日
  • 2019年11月30日
  • 住まい
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今や無くてはならない家電、エアコン。

日本での普及率は9割ほどだそうですが、むしろ残りの1割の人は猛暑日なんかをどう乗りきっているのかを心配になるのは私だけでしょうか。

 

こんにちは、管理人のくたです。

今回は生活をする上で、家(部屋)にはほぼ必須のエアコンについてです。

 

余程安いか古い物件でなければほとんど設置されているのが当たり前となりつつあるエアコン。
賃貸物件で生活している人は設備として設置されているエアコンを利用するだけなので、ほとんど気にしたことはないかもしれません。

 

しかし、戸建や分譲マンションだったりする場合は違いますね。

建物(主に建売住宅)のグレードによっては購入時に設置されていなかったり、設置されていても一部の部屋だけだったりします。

そのため、自分で家電量販店等で購入して設置しなくてはならない場合があります。

 

また、すでに設置済であっても年数が経過すればいずれ交換が必要な時期がくることでしょう。

そうなったとき、あなたは何を目安にエアコンを購入するでしょうか?

 

機能?メーカー?

 

まぁ、その辺は好みがありますので、好きなものを選択すればよいと思います。

ただ、エアコンを設置しても効きが悪くては何の意味もありません。
大事なのは設置する部屋の広さや環境に適した能力を持ったエアコンを設置することです。

 

※今回は季節柄エアコンの冷房を主に考えて記事を書いています。

 

店頭で表記されている○畳用は参考程度に考える

家電量販店やインターネット上など、エアコンを販売している店頭・サイトでは必ずと言っていいほど○畳用と記載されています。

しかし、これだけを鵜呑みにして購入すると失敗する可能性があります。
これはあくまで目安であり、エアコンの能力を基準にして○畳用と言っているに過ぎません。

購入する側がメーカーの打ち出している基準だけを信じて部屋にエアコンを設置すると、思ったより効きが悪いと感じてしまったり、電気代が高く付いてしまうことがあります。

これは何故でしょうか。

 

それは、設置する部屋の置かれている環境を無視してしまったからです。
エアコンを設置する場合は、その部屋の環境を考慮しなくてはなりません。

 

エアコンを設置する部屋の環境はどうか

あなたの住んでいる部屋はどういった環境でしょうか。

住んでいる部屋が断熱性に優れ、窓も最低限であり、部屋自体も扉できっちり仕切られているのであれば量販店等で掲示されていた○畳用という表記のとおりのエアコンを購入すれば良いでしょう。
断熱性能にすぐれた部屋に住んでいるというならば表記の畳数以下のエアコンでも問題ない可能性すらあります。

しかし、そんな部屋に住んでいる人ばかりではありません。
というよりも、何かしら外部からの影響を受ける可能性ある部屋の方が多いといえるかもしれません。

 

例えば真夏の戸建住宅の最上階。部屋の中はどういう環境かを想像してみて下さい。

今現在戸建住宅に住んでいる人であれば身に覚えがあると思いますが、日中から夕方に掛けて暖め続けられたその部屋は、信じられないくらいの温度になっているでしょう。

暖め続けられたその部屋でエアコンをフル稼働させても中々部屋は冷えません。

また、であれば逆に1階などは日差しが少ないため、一日を通して非常に気温が低くなります。

 

そのような環境下でエアコンをフル稼働をさせているという事は、電気代もより多く掛かります。

 

通常想定しているよりも夏には暑くなりやすく、冬には寒くなりやすい部屋・建物の場合、実際の部屋の広さよりも大きい広さに対応したエアコンを利用した方が、効果的かつ経済的です。
仮に部屋が6畳程度だったとしても8畳用以上のエアコンを用意した方が快適な空間を実現できます。

 

エアコンの効きを左右する外的要因

エアコンの効きを左右するのは先ほど書いたものだけではありません。
下記のようなものも影響してきます。

  • 部屋の配置
  • 建物の断熱性能(窓の多さや断熱材)
  • 部屋の間仕切りの具合
  • キッチン(火気の使用)
  • 出入りが頻繁である

 

上記を一つずつ説明していきます。

 

部屋の配置

部屋の位置というのは先ほど例に出した戸建の最上階だったり、部屋の配置上西日がキツい等の主に日当たりに関する事です。
先ほどの内容の繰り返しになってしまいますが、日当たりが良ければ良いほど日中の室温は上がりやすく真夏には信じられないくらいの温度となります。そのような部屋に規定通りの畳数のエアコンを設置しても効果はイマイチです。

逆に1階であったり隣家と接している等の理由で日当たりの悪い部屋だったりする場合、冬の室温は非常に低くなりやすくなります。

 

建物の断熱性能

これは簡単にどうにか出来るものではありませんが、昔の建物である、窓の多い等の理由から建物自体の断熱性能が低い場合、簡単に外気の影響を受けてしまいます。

建物の断熱性能次第では、8畳の部屋であっても6畳用のエアコンで十分という可能性も考えられます。

 

部屋の間仕切りの具合

これはマンションよりも住宅に考えられる理由です。

デザイン性を優先するために階段等に仕切りを設けていなかったり、吹き抜けがあったりすると部屋の広さ等は全く宛てにはできなくなります。

仕切りがないのである意味では当然なのですが、階段や吹き抜けなどの空間全てを考慮する必要があります。
そうなると、非常に容量の大きいエアコンを用意しなくてはなりません。

吹き抜けなどは一見オシャレですが、機能性を考えるとあまり良いものではないかもしれません。

 

冷房や暖房の事を考えるのであれば可動式の間仕切り壁というのもありです。(ある程度の費用は掛かってしまいますが。)

キッチン(火気の使用)

キッチンのような火気を使用している場所も、当然ですがエアコンの効率は下がります。
もっと言ってしまえば火気の使用だけでなく、換気扇の利用も大きな理由です。

そのような場所にエアコンを設置する場合は、容量の大きなエアコン設置は必須と言えるでしょう。

 

出入りが頻繁である

これは住宅ではあまり考慮する必要はない理由かもしれません。
職場や商業施設のような人の出入りが多い場所である場合、人が出入りする度にそこから冷気が逃げていきます。
その回数が多ければ多いほど冷気が抜けていく事になりますので、そのような場所である場合も容量の大きなエアコンが必要です。

 

エアコンは悪条件下であればあるほど、能力の高いエアコンが必要となります。
使用する場所の条件をよく検討して後悔しないようにしましょう。

 

おまけ

今回はエアコンの冷房にスポットを当てて書いてきましたが、暖房のほうはまた少し考え方が変わります。

エアコンは一度暖まった部屋の温度を保つ事は得意としていますが、実は室温を上げる事があまり得意ではありません。

 

効果的に部屋を暖めたいのであれば、他の暖房器具と併用する方が経済的にも良いのです。

その辺の話はこの記事で書いています。

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