【賃貸】審査に落とされた!大家さんが教えてくれた断りたい入居者

  • 2019年4月10日
  • 2019年12月4日
  • 賃貸
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「収入は問題ないはずなのに入居審査に落とされた。なんで?」

「審査が通らなかった理由がいまいちはっきりしない。」

 

気に入った物件があって賃貸アパート、マンションの申し込みをしてみたら、よく分からない理由で審査に落とされたりした経験はありませんか?

一見、申込内容に問題が無いような人でも入居審査を通過できない人がいます。なぜでしょうか。

 

実は難しい話ではありません。

大家さんにもお客さん(入居者)を選ぶ権利がある

と言うだけの話です。

 

大家さんの最優先事項は入居率とお金

この話はある大家さんが教えてくれた話です。

当たり前ですが大家さんは生業として賃貸業を行っています。
事業としてやっているので、空室がでないよう、日夜様々な工夫を重ねているわけです。

それでも空室が長引くときはあるもので、多少募集条件を妥協してでも、入居者を獲得することもあります。

一部屋空いているだけでも年単位で考えたら数十万から百万単位での損失が出るため、「部屋が空いているよりはいい」と多少条件を下げてでも満室を維持しようと考えているのです。

 

以前書いたこの記事は、部屋を安く借りるための方法を記載したものでしたが、大家さんと店子(借りる側)の利害が一致した結果です。

大家さんからすれば、時期外れに申し込みしてくれる店子というだけで貴重だったりするのです。

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ただし、大家さんによっては運営方針よりも申込者の好き嫌いを優先する人も割といて、

こんな人は入居させたくない

という人が必ずいます。

その条件に合致してしまうと、入居申し込みをする側がどう頑張っても了解を取ることはできません。

 

大家さんが入居拒否・審査落ちさせたいのはこんな人

さきほど述べた大家さんに嫌がられやすい人は下記のような方々です。

もし自分自身で覚えがあるようであれば要注意。
大家さんの考え方によっては入居を断られてしまいます。

 

要望・交渉が多すぎる人

「家賃を〇〇円下げて」

「入居するときに設備を新しくしてほしい」

「フリーレントつけてほしい」

 

このような交渉は日常茶飯事です。

が、限度があります。

大家さんも商売ですから、やり過ぎはいけません。

 

紹介した記事の中にも記載がありましたが、要望の多すぎる人は大家さんからすればあまり歓迎したい借り手ではありません。

今ではどうすれば「家賃の値引き交渉が上手くいくか」を紹介する記事や、いかに「部屋の設備のグレードアップ・追加」を要望するかといった記事がweb上にはあふれていますが、やりすぎには注意しましょう。

 

大家さんからすれば申し込みの段階で要望の多い店子は、ストレートに言ってしまえば面倒な客、後から面倒な事が起こりそうな客となるわけです。

申し込みの時点でそう思われてしまえば、大家さん側からすれば契約を見送った方がいい相手となり、なにかしらの理由をつけて審査を落とされます。

 

ある特定の職業

具体的にどの職業というのは言及を避けさせていただきます。

ざっくりと言ってしまうと、自営業(個人事業主)は嫌がられる傾向があります。
理由はサラリーマンと比較して収入の安定性に欠けるとされているからです。

また、自営業でなくとも業界的に一つの会社に長く居ることが少ない業界だったり、職業的に転勤が多く、長く入居してくれなさそうな方も避けられる可能性があります。

 

共通するのは収入が不安定端からそう見える)であることです。
この辺は大家さんの経験則や感覚によるものもあるので、申込者からすると「なんでこの条件でおとされる?」といった場合もありますが、どうしようもありません。

潔く次の物件を探しましょう。

 

※ただし、今現在はオーナーに対して家賃保証を行っている賃貸保証会社家賃保証会社)というものがあり、これを利用するという条件であればオーナーが審査を通してくれる場合もあります。

 

高齢者

お年寄りも嫌がられる対象です。特に身寄りのない方、交遊範囲の狭い方は避けられます。

理由は想像がつくでしょうか。

高齢のため部屋で亡くなる可能性が高くなることが理由です。
身内がいない人や交遊範囲の狭い人は、中で亡くなっていたとしても気がつかれない可能性があるため特に嫌がられます。

中で亡くなっていて長期間気が付かれないと大変なことになります。
直接的に記載するのは避けますが、異臭騒ぎが起き、それに対応した後も建物は事故物件扱い。建物の価値は大きく値を下げます。

さらに事故後の対応にも多くの時間やお金が掛かるため、大家さんからすればいいことがありません。

現代の超高齢社会においては大家さんにとっては悩みの種の一つですね。

 

子ども

仕方のないことではあるのですが、騒音問題になる場合があり、物件の客層によっては嫌がられます。
ファミリー層前提の物件であれば何の問題もありませんが、物件によってはワンルームのみだったり地域性で子供の入居が少ない物件があります。

単身者が多い物件の場合は、断られるかもしれません。

 

年収が低い

これは当然ですね。
収入が少なければ支払いが滞る可能性が高くなるのですから。仮に収入が20万円で家賃15万円の物件を借りようとしてもほとんどの大家さんは申し込みを断ってくると思われます。

とはいえ、今は家賃保証を行っている賃貸保証会社家賃保証会社)がありますので、そこの審査を通って保証を受ければ構わないという大家さんもたくさんいます。
上記の例で保証会社の審査が通るかと言われれば恐らく無理だとは思いますが。

一般的には収入の三分の一とされていますが、個人的には手取りの三分の一から四分の一が理想だと考えます。

 

引越しが急すぎる・時期がおかしい

明日にでも引っ越したい、引越し予定が大晦日など。
普通の人が引越する日には設定しないであろう予定を言ってくる相手は大家さんは警戒します。

今現在住んでいるところでトラブルを抱えていたり、何らかの理由でそこから逃げなくてはならないような人は大家さんとしてはリスクのある申込者と思われる可能性が高いのです。

 

入居後トラブルを起こしそう

これは大家さんの判断によるところです。
大家さんの考え方ひとつなので、ダメと言われてしまったら仕方ありません。

 

  • ルームシェア・・・部屋の中で騒いだり、たまり場にされてしまう事を心配されます。
  • 夜間に働く職業・・・周囲と生活の時間が合わないため、騒音問題などを心配されます。
  • 見た目・・・見た目の印象が悪いと周囲とトラブル起こすのではと心配されます。見た目=印象というのは本人が思っている以上に相手に与える印象が大きいものです。

 

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賃貸物件の大家さんが審査を厳しくする理由

物件の持ち主なのだから大家さんの意見は絶対か、と言われればそうではありません。

今は大家さんよりも借り手の方が強い時代です。
借地借家法等で借りる側の権利が非常に強く保護されています。
大家さん側からすれば賃貸借契約を結び、物件を貸してしまうと何か問題があったとしても簡単に契約解除を申し入れる事ができません。

そういった理由で大家さんは、入居審査で怪しいと感じた申込者は断ってくるのです。

 

 

おまけ:入居審査後に断られる理由

今までの審査に通らなかった話とは全く別ですが、入居の審査通過後に管理会社や大家さんが断ってくるケースがあります。

 

いくつか理由がありますが、およそこんなところです。

  • 大家さん側と仲介不動産業者の話の行き違い
  • 大家さん側に確認をとらずに仲介不動産業者が独断で話を進めていた
  • あなたの申し込みの後でより条件の良い申込者が現れた
  • すでに申込者がいたのに、あなたの申し込みを受けてしまった
  • 大家さんの身内(知人)が部屋を利用することになった
  • 伝えていた条件が間違っていた
  • 大家さんがあなたの情報の中でなにか気に入らない点を後から見つけた

これについては異議を唱えてもいいでしょう。

 

ただし、あまりにも理不尽な理由だったり明確な理由を言ってこない場合はその物件はやめておいた方がよいでしょう。後からトラブルになって「こんな物件選ばなければよかった」なんてことになりかねません。

 

おまけ:審査に落ちた物件を別の不動産屋で申し込んだ場合

まれに入居審査に落ちたのが気に入らないからと言って、違う不動産屋で同じ物件を申し込む方がいますが、無駄ですのでやめておきましょう。

入居の審査をしているのは、大家さんか管理会社です。その不動産屋ではありません。

 

あなたの申込書が何回も同じ大家さんの元に届くだけで、意味はありません。

当然ですが一度断った相手を了解する可能性はありません。