やっぱり電気代とかも節約しないとなぁ・・・
2016年に一般家庭向けに電力自由化がなされて以降、新規電力会社が数多く参入しています。
各社独自のプランを打ち出して顧客獲得のために動いていますので、自分のライフスタイルに合ったプランを出している電力会社を選択することで毎月の電気代を削減することが可能です。
こんにちは、管理人のくたです。
今回は電力会社について。
一人暮らしで電気代を節約できる電力会社はどこか考える前に
一人暮らしをにおすすめの電力会社はどこか?
これを考える上で必要な情報は以下の通りです。
- 住んでいる部屋の契約アンペア数
- 自分が普段使っている電気の量
まずはこの2つを確認してみましょう。
自分が電気に関してどんな契約をしているか、どの程度の電気を使っているかは電気使用量のお知らせに記載されています。
上の画像は東京電力から引用したものに契約内容と電気使用量に印を付けたものです。
契約アンペア数と使用量を青い〇で囲っています。
ここを見て自分がどんな契約をしているか確認しましょう。
また、赤い枠の中があなたが使っている電気料の明細になります。
ここを把握していないと他の電力会社を探してもどこが良いのか比較できません。
そしてここで注目したいのは〇段料金の部分です。
これは使用量に応じて区分けされているもので電気を多く利用すると段数が上がり、料金の単価が上がっていきます。
使 用 量 | 料金単価 | |
1段料金 | ~120kWhまで | 低 |
2段料金 | 121kWh~300kWh | 中 |
3段料金 | 300kWh以上 | 高 |
これを把握していないと電力会社やプランを選択することができません。
あらかじめ確認しておいてください。
ちなみに今の電気の利用状況によっては電力会社を変更しても電気代が安くならないケースがあります。
以下の場合は変更しても電気代が下がらなかったり、下手をすると上がってしまう可能性があります。
- そもそも電気の利用が少ない。
- 契約アンペア数が低い
上記2つに当てはまる方は電力会社を変更する場合は注意が必要です。
では次は本題の電力会社についての紹介です。
結論:一人暮らしにおすすめの電力会社は
まずは結論です。
一人暮らしに向いているプランを打ち出している電力会社はシン・エナジーになります。
電力会社別料金試算比較
(月額/1月分として試算)
※右→にスライドできます | 20A/100kWh(少) | 30A/200kWh(普通) | 40A/300kWh(多) |
東京電力 | 2,560円 | 5,362円 | 8,296円 |
シン・エナジー | ×(プランなし) | 5,056円 | 7,534円 |
リミックスでんき | ×(プランなし) | 5,092円 | 7,879円 |
Looopでんき | 2,640円 | 5,280円 | 7,920円 |
親指でんき |
×(プランなし) | ※月額算定不可 |
※月額算定不可 |
エルピオでんき | ×(プランなし) | 5,428円 | 7,493円 |
0円でんき | 2,719円 | 5,338円 | 8,157円 |
1年単位でしかシミュレーションできないところは金額を除外してあるよ!
それぞれの電力会社の契約プランを試算してみると上記のような結果になりました。
試算してみた結果、シン・エナジーが最も安いという結果になりました。
とはいえ、あくまで試算なので自分自身の電気の使い方としっかり照らし合わせてみる必要があります。
使い方次第では逆転するかも?
使い方次第でもっとお得になるシン・エナジー
シン・エナジーは神戸を拠点としている会社です。
もともとは洸陽電機という名前で、以前から太陽光や地熱・バイオマスなどの再生エネルギーを取り扱っています。
未来を創る・共に生きるをコンセプトに自然との共生を考え、自然エネルギーに特化した事業を手掛けているようです。
シン・エナジーの特徴は以下の通り。
- 元々お得だが、使う時間帯でもっとお得にできるプランがある
- JALのマイルが貯まる
- 初期費用・解約金ゼロ
昼、もしくは夜メインで使う人に向けてより安くなるプランを用意しているという事ですね。
旅行が好きな方には魅力的だと言えるでしょう。
使用状況でプランを変えればさらに節約も可能だね!
シン・エナジーについて、もっと詳しく調べてみました。シン・エナジーについて知りたい方はこちらもどうぞ!
【電気代節約】シン・エナジーってどう?口コミ・評判を徹底調査!
リミックスでんきなら今より5%安くなる!
インフラ業界で読者も全世帯対象!月々の電気代が断然お得になる【リミックスでんき】
リミックスでんきは今の電気代を一律で5%安くなる、ということウリにしています。
リミックスでんきの特徴は以下の通り。
- 一律5%削減。
- 初期費用・解約金ゼロ
- 一部地域を除きほとんどの場所で利用可能
電力会社の多くは電気をあまり利用しない人には不向きなプランが多い中、一律で5%安くすることができるプランを出しているリミックスでんきは利用状況に関わらず万人におすすめの電力会社と言えます。
また、初期費用や解約金もゼロです。
近い将来引越しなどがあるので、「あまり長く使わないかもしれない」といったことでも問題ありません。
\今の電気代より5%安くするならこちら/
Looopでんきなら基本料金がず~っと0円!
基本料金ず~っと0円をキャッチコピーにしている電力会社です。
もちろんキャッチコピー通り基本料金が0円というのが最大のウリですね。
Looopでんきの特徴は以下の通り。
- 基本料金0円
- 解約手数料0円
- 環境にいい自然エネルギー
Looopでんきのサイトではこの3つを押し出していますが、じつはそれよりも凄いことがあります。
それは従量料金が一律です。
電気を多く使っていても東京電力のように段階的に単価が上がることが無いということです。
つまりLooopでんきは普段からたくさん電気を使う人向けのプランだと言えます。
\基本料金ゼロが魅力の/
ペットを飼っているなら親指でんきがおすすめ!
親指でんきは株式会社ユビニティーが運営する電力会社です。
親しみやすい名前や雰囲気が特徴の一つといえるかもしれません。
その親指でんきの契約プランに関する特徴は以下の通り。
- 基本料金ゼロ
- 解約手数料・初期費用セロ
- 切替リスクゼロ
でも、プランに関しては独特なものが多いよ!
親指でんきの契約プランは変わったものが多いです。
- いいねプラン!(万人向け)
- わんにゃんプラン(ペットを飼っている人向け)
- ゲームプラン(ゲームが好きな夜間利用が多い人向け)
どうでしょう。
名前からして不思議な感じのするプランが多くないでしょうか。
万人向けのいいねプラン!はともかくとしてわんにゃんプラン・ゲームプランは特定の人に完全に狙いを定めたプランですね。
それぞれの特徴はおよそ以下の通り。
- いいねプラン!:基本料金ゼロで使った分だけ
- わんにゃんプラン:基本料金半額・料金割引、ペットフード購入割引、ペット関連保険、提携施設割引
- ゲームプラン:夜間電気料金が最大20%OFF
もちろんいいねプラン!もいいのでしょうけども、どちらかというとペットを飼っている人や夜間に活動している人に特におすすめの電力会社といえるでしょう。
\独自のプランに興味があるなら/
エルピオでんき
エルピオでんきは株式会社エルピオが売り出している電気プランです。
エルピオはガスが主力のガス会社。
もともとはLPガスを主力に扱ってきましたが電力自由化に伴い電気事業にも参入しています。
また、創業50年を迎える大手企業ですので地盤も盤石と言えるでしょう。
利用料についてはたくさん電気を使う人は安くなりますが、あまり利用しない人は逆に高くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
エルピオでんきでは市場連動プランという他にはない独自のプランを打ち出しています。
文字通り市場に連動するため、好調のときには非常に得する可能性がある面白いプランです。
とはいえ一人暮らしにはそれほど向いていないと言えるでしょう。
\会社の安定性や独自プランで選ぶなら!/
0円でんき
0円でんきは株式会社オカモトが運営する電気事業です。
オカモトは北海道を拠点に70周年の会社です。
事業内容は幅広く、電気・ガス・ガソリンスタンド等幅広く多角経営をしています。
電気事業に関して言えば低価格をウリにした事業を北海道・東北を中心に運営していいましたが、2019年より0円でんきで東京電力エリアに進出してきました。
0円電気は基本料金がゼロと分かりやすいプランを打ち出しています。
ただ、試算をしてみると分かりますがどちらかと言うとファミリー向けでそこそこ多く電気を使う人向けです。
\基本料金0円の!/
もっと色々な電力会社を見てみるなら比較サイトで!
これ以外の電力会社を見てみたいという方は比較サイトを利用してみましょう。
一括で比較できるので気になった電気事業者の資料をまとめて見ることができます。
エネチェンジ
多くの電力会社をまとめて比較するならエネチェンジがおすすめです。
今のお住いの郵便番号・アンペア数、住んでいる人数、使っている状況などをざっくり入力するだけでおすすめの電力会社が一括で見ることが可能です。
特典も含めて最もお得な順に並んでいるので、どこを選べばいいかも簡単です。
\まずは一括で電力会社を比較してみる!/
余談:プラン変更だけでも電気代を節約することはできる
実は地域の電力会社を利用したままでも契約内容を変更することで節約することは可能です。
今住んでいるところのブレーカーをチェックしたことはありますか?
住んでいるところの間取りや広さで電気の容量(A:アンペア数)は決められていることが多いのですが、一人暮らしでほとんど家にいないというような人であれば削減が可能だったりします。
上の画像は東京電力からの引用です。
例えばですが一人暮らしのマンションの場合、電気のブレーカーが30A~40A程度に設定されていることがほとんどです。
もし、普段あまり電気を利用しない、そもそも家にほとんど居ないというのであればプランを下げてしまってもいいかもしれません。
ただし、アンペア数を下げすぎてしまうと同時に使える電気器具が少なくなるのでそこは注意しましょう。
今回は以上です。
ありがとうございました!