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入居直後の設備の不具合。よくあるトラブル6選!

新しい住まいに荷物移動を終わらせて

 

男の人の顔
さぁ、新生活を始めるぞ!

と、意気揚々と荷物の整理を始めていると、水道などの住宅設備の不具合を見つけてしまうことがあります。引っ越しになれていないとそれだけで大慌てしてしまうこともあるかもしれませんね。

でも、余程のことでない限り心配はいりません。
落ち着いて、まずは管理会社へ連絡を取りましょう

そして管理会社を待つ間、可能な対応があれば面倒でも対応しておきましょう。
被害が少なくて済みます。

 

こんにちは、管理人のくたです。
今回は引越し直後の不具合についてです。

 

設備トラブルは築年数の経過した建物ほど注意

一般的に賃貸物件は悪条件になるほど割安になります。
その悪条件の中でも年数の経った物件は注意が必要です。

当たり前の話ですが、年数の経っている物件は相応に設備も老朽化しています。
一見小綺麗な物件であっても、中身は年数相応。
それどころか見えない部分のメンテナンスを怠っていた物件であれば、経過年数以上に設備が痛んでおり、入居直後にトラブルに見舞われる可能性も低くはありません。

 

時間的・金銭的な余裕があるのであれば、本格的な転居の数日前から契約を開始して、設備の状態をあらかじめ確認しておくのが理想です。

そうすることによって、仮に設備に不具合があったとしても、不具合の発生している製品の取り寄せに時間が掛かるといった理由がない限り、本格的にそこで生活するまでに対応が可能となります。

 

くた
築年数が一桁ならあまり不具合はありません。

 

実際に起こり得る設備の不具合とは

入居直後に起きやすい不具合はある程度決まっています。
実際に起こってしまった場合は、速やかに物件の管理会社や大家さんへ連絡しましょう。

トラブルの内容によっては、わざわざ連絡しなくともちょっとしたことで解決することもあります。

 

1、給湯器のトラブル

築年数の古い物件でよくあるトラブルの代表格といってもいいものです。
東京ガスのようなガス会社に依頼をし、ガスの開栓をしたのにも関わらずお湯が出なかった、出てもお湯の温度が安定しない場合があります。

これは給湯器の経過年数により発生する可能性のある不具合です。
前の入居者までは普通に使えていたものでも、退去から次の入居までの期間が長くなるとその間に壊れてしまうことがあります。

給湯器のトラブルは基本的に素人にはどうすることもできません。
すぐに対応してもらえるように管理会社や大家さんへ連絡をしましょう。

 

くた
場合によってはガス会社が開栓時に不調であることを教えてくれたりします。

 

2、キッチン・洗面台・浴室・トイレのトラブル①

この4つの設備は入居直後に水が出ないということがあります。
理由はいくつかありますが、理由も対処方法も単純です。

 

・元栓が閉まっている

何らかの理由で元栓が閉まっている。対処方法は元栓のバルブを開けるだけです。
アパートやマンションの場合、玄関横にパイプスペース(PS)と呼ばれる扉があり、その中に水道のメーターとバルブがあります。

パイプスペースが見当たらない場合、建物外部(敷地内)の地面にメーターボックスが設置され、その中にパイプスペースと同様に水道メーターとバルブが設置されています。

 

・各設備の止水栓が閉まっている

各設備には水の流れを止める「止水栓」がついています。
こちらも各設備に付属している止水栓のバルブを開けるだけです。
例えば洗面台の場合は収納の中、ボックスの中のあります。

設備の止水栓は一見すると止水栓と分かりづらいものがあります。その場合は設備のどこかに品番のかかれたシールが貼っているはずなので、それを確認しましょう。
品番が確認できたら、その品番を検索してメーカーサイトを見てみましょう。
その製品の説明ページで止水栓がどれかわかるはずです。

※面倒だと感じる人はさっさと管理会社へ連絡してしまった方が楽です。

基本的にはバルブを回すだけで対処が可能となるため、管理会社に連絡をするよりも自分で回したほうが早く解決できます。

 

3、キッチン・洗面台・浴室・トイレのトラブル②(給水)

こちらも年数が経過した建物の場合の不具合です。

各設備の蛇口根元から水が滲む吐水口(水の出るところ)からの水がたれるといった不具合はそれぞれの設備の中に内蔵されている部品の老朽である可能性が高いです。

多少知識がある方であれば、自分で対応することも可能です。
しかし、交換後それが原因でさらなる漏水が発生した場合、責任(費用)は勝手に部品を変えた人間となりますので、管理会社や大家さんに任せたほうが無難です。

 

4、キッチン・洗面台・浴室・トイレのトラブル③(排水)

ある程度年数の経過した物件は、やはり排水の状態も悪くなってくるものです。
軽く流れが悪い程度でしたら、市販のつまり除去の洗浄剤で流れ改善する可能性が高いです。

しかし、年数が経ちすぎていたり、前の入居者が「油を直接排水溝へ流す」等の行為を行っていたりすると排水は非常に詰まりやすくなります。

完全に詰まってしまうと市販の洗浄剤での解決は難しく、業務用の特殊な薬剤を流し込む必要があったりや「高圧洗浄」という作業が必要となります。

どちらにしても完全に詰まってしまった場合、素人が何とかしようとするのは危険です。

 

5、エアコンの暖房・冷房が効かない

これも年数が経過しているとよくある現象です。
エアコンの中のガスが抜けていたり、エアコンを制御している基板がダメになっていたりと理由は様々ですが、これに関しても知識が無い人間が対処するのは難しい物です。

管理会社へ連絡してしまいましょう。

 

6、扉や窓、網戸の建付けが悪い

扉や窓、網戸といった物は、経過年数に応じて動きが悪くなります。
場合によっては歪みが発生し、それ自体の形が変わってしまっている場合がありますので、動作がおかしいと感じたら管理会社や大家さんへ相談しましょう。

多少動作に引っかかりを感じる程度であれば、市販の「クレ5-56」といった油を注すだけで改善する場合もあります。

 

まとめ

入居直後のトラブルはある程度決まった部分で発生します。
その多くは水に関わるものとなり、借りる側が直接手を出さないほうが良い部分となります。
発見した場合は早急に管理会社や大家さんへ連絡をしましょう。

まれに「面倒だから連絡をしなかった」という人がいますが、トラブル発生時連絡を怠り、その結果被害が拡大した場合は善管注意義務違反となる可能性があります。

その場合、借りている側が金銭的な責任を負う可能性が非常に高くなりますので必ず連絡するようにしましょう。

 

 

 

 

くた
住まい(住宅設備)の関する不具合についてのまとめ記事もあるよ。
良かったら見てみてね!
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