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【実質強制】なぜ会社の飲み会はなぜ開催されるのか

歓楽街。飲み屋の風景

普段仲が悪く、職場内でその場にいない人の悪口大会か開催されてしまう会社、よくありますよね。

そんな悪口が飛び交うギスギスした環境でもなぜか催され、(ほぼ)強制参加を強いられるイベントが職場の飲み会です。

そんな会社で開催される飲み会、我慢大会か何かなんだろうか。

 

これを見てみてください。
「飲み会 会社」と検索した時のサジェスト(検索候補)です。

飲み会検索候補

まともな候補もありますが、「断り方」だとか「行かない」だとか「強制」だとか。
やっぱり行きたくない人、少なくないわけですよ。

 

検索候補だけじゃないですよ?
関連するキーワードの方も中々酷いものです。

飲み会関連キーワード

ほら、どう考えても行きたくない人と思ってる人多いよね、これ。

でも、会社の上の人たちが言っているとか会社の雰囲気的に参加しないわけにいかないから参加しているということですよ。

 

世の普通の会社でもこんなこと思われているのにギスギスした会社で開く飲み会はさぞかし辛いでしょうね。
ってここまで書いていて気が付いたけど、もしかして世の会社は私が思っている以上にまともな企業が少ないのだろうか・・・。

 

それはそれとして。

上記のような悲惨な状態の会社の飲み会であっても、ある意味達観していて参加者は拘束されている時間は当たり障りなく過ごします。
上司の聞きたくもない話を聞いて、同僚同士で馬鹿話をして何となくその場は盛り上がる。

その姿を見て、上層部は会社の結束が強まったと考える。
なんて馬鹿馬鹿しいのでしょう。

 

でも、実際には多くの会社で飲み会は開催されます。
本当に不思議ですね。

なぜ会社の飲み会は開催されるのでしょう。

 

なぜ会社の飲み会は開催されるのか?

一応前置きしておきますが、あくまでも仲が悪い会社の話です。

元々コミュニケーションが上手くいっている職場はいくらでも飲み会を開催すれば良いと思います。
飲み会がとてもよい気分転換になるでしょう。

だって仲が良いのですから。

 

ということで本題。

まずそもそも会社の飲み会がなぜ開催されるか。
なんのことはありません。会社の上層部の人間が開催したいからです。

上層部の人間が飲み会に興味が無かったり、好きではない職場では開催頻度がかなり少なく、忘年会位しか開催しないという事もあります。

 

逆に上層部が飲み会好きが多ければアレコレ理由を付けて開催されます。

 

会社の結束を高めるとかいう詭弁

拘束

はいまずはこれです。
嫌々参加してるのに結束もなにもあったもんじゃないから。
結束というより拘束じゃないでしょうか。

本当に結束できる会社であれば日中の業務時間内の普通のやりとりで結束できますって。
それができないって事は日常の人間関係で嫌な思いをしている人がいるってことですよ。

普段、嫌な思いをさせられている相手を前にして酒を酌み交わして気持ちよく飲めるでしょうか。
私は無理です。

 

定例行事だから

年末年始とお盆前後の年に2、3回程度ならわかります。
が、本当に年中飲み会やってんじゃないのか?と言うくらいの頻度の会社もあります。

もうそれ季節の節目だとか、行事を理由にして飲みたいだけですよね。

 

 

飲み会参加のデメリット

別に仲が良く、節度ある飲み会であれば何も問題ありません。

ですが、会社絡みで開催される飲み会全てがそのような物とは限りません。
というより、あまり意味のない飲み会も多いのが実情です、以下のように。

 

  • お金が掛かる(会社負担ゼロ)
  • 嫌な気分で数時間拘束される
  • 次の日に影響がある
  • 聴きたくもない話を聞くストレス
  • 場の雰囲気を悪くしないために気を使う
  • その場にいない人の悪口大会

 

どうでしょう、身に覚えがないでしょうか。
それぞれどんなものか考えてみましょう。

 

お金が掛かる

お金に羽が生えて飛んでいく

自分で行きたくない、行く価値が無いと感じている飲み会にお金を支払うことを喜ぶ人がどこにいるでしょうか。
費用が会社ででるならまだしも、行きたくもない飲み会のお金を出すことほど馬鹿馬鹿しいことはありません。
これには異論はないでしょう。

 

数時間拘束される。聞きたくもない話を聞かされる。

これも非常に馬鹿馬鹿しいですね。
払いたくもないお金を払って数時間拘束されます。
そして、聞きたくもない話を聞かされるわけです。拷問か何かでしょうか。

 

次の日に影響がある

二日酔い

皆が皆お酒に強いわけではありません。
というより約半数の人はお酒にそれほど強いわけではなく、全体の1割はほぼ飲めないと言われています。

 

下記は国税庁に記載されているお酒に関するコラムです。

 

お酒に強い人はいいかもしれませんが、普通以下の人は確実に次の日に影響があります。
ほぼ飲めない人に至っては次の日はほぼ使い物にならないレベルです。

こんな人にも飲み会出席が強要されるって本当におかしいとしか思えません。

 

場の雰囲気を悪くしないために気を使う

場の雰囲気を良くしようと思うのか「無礼講」という言葉を使う方もいますよね?

 

無礼講?そんなものは存在しません。

 

これに騙される人、きっと良くも悪くも純粋な人なんだと思います。

この「無礼講」とかいう言葉は目上の人間が目下の人に対して言うことが、「ある程度まで許されるよね?」と言われているに過ぎません。あくまで上から下だけに対してです。

絶対に下から上に自由に発言してはいけません。

その場では聞き流してくれたように見えても、相手は覚えているものです。
あいつはあの時にあんなことを言っていた、と。

 

酒の席では「無礼講」という言葉をよく耳にしますが、本当に無礼講であることなどあり得ません。
というか、口が滑りやすくなることが多いため普通よりも気を使うくらいです。

何も飲まなくても気分を悪くされ、飲んで口が滑っても気分を悪くされ。
何なんだろうね。

 

その場にいない人の悪口大会

個人的に嫌なことNo,1です。
盛り上がるのは分かるのですが、これが正直一番気分が悪いです。

何人か集まればかなりの確率でいない人の話題が出ます。
それも、いい話題より悪い話題が。

 

お酒の席ですから皆の口も滑らかに動きますね。
お酒の進み具合によっては聞くに堪えない内容が出たりもします。

その場での気分転換になるのかもしれませんが、聞かされた方はたまったものではありません。

 

 

別に飲み会そのものが悪いわけではない

乾杯する様子

飲み会の嫌な部分のみにスポットを当てて書いてきましたが、実は個人的には飲み会そのものを悪いものとは思っていません。
むしろ気の合う上司や仲間、友人などとの飲み会は、節度を守ったものであればどんどんやればよいとさえ思っています。

ただ、対して仲が良いわけでも無い(というか悪い)のに「結束を高める」というような理由でする飲み会があまり好ましく思えないだけです。
本当は楽しく皆でお酒が飲めればそれでいいんですけどね。