近すぎる距離感が気持ち悪い!少しでも他人との距離を離す方法

  • 2019年6月23日
  • 2020年1月17日
  • 人間関係
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うわっ、距離近っ!

普段の生活の中で、こんなことを感じたことはないでしょうか。

 

世の中には誰とでも簡単に打ち解けることができ、人間関係を構築することができる人がいます。
そのような人は適切で程よい距離感を図ることができ、必要以上に距離を詰めたり離したりしないものです。

この絶妙な距離感こそ誰とでも打ち解けることができるコツです。

 

しかし、中にはとにかく人との距離を詰めてくる、「距離感のおかしい人」というのがいます。
こんなことは身に覚えはないでしょうか。

 

  • そんなに親しくもない相手が、とても近い距離で話しかけてきて不快な思いをした。
  • 席はたくさん空いているのに何故か隣に座られる。
  • なぜか(そんなに仲が良くない)上司・同僚が肩なんかを触れてくる。
  • 会話をする際の物理的な距離(顔)が近い。
  • それほど仲が良くない(面識が薄い)のに「下の名前」や「お前」などと呼ばれる

 

これ以外にもいくらでもありますね。

会話自体は苦手ではないため、恐らく本人は「自分は他人とのコミュニケーション能力に優れている」と思っている事でしょう。
周りの人がどう思っているかは全く別の話ですが。

こんにちは、くたです。
今回は「異常に距離感の近い人」の話です。

 

人によって異なる他人との距離感(パーソナルスペース)

パーソナルスペース

 

パーソナルスペースという言葉をご存じでしょうか?

パーソナルスペースとは自分自身が他人との物理的距離が「どの程度であれば近よられても不快に感じないか」という指標です。

これは誰とでも一定ではなく、その人との関係性により、大きく距離が異なります。

 

これについてはアメリカの文化人類学者であるエドワード・T・ホールという方がまとめています。ざっくりとですが下記のような感じ。

 

下記wikipediaより引用です。

密接距離
ごく親しい人に許される空間。

近接相 (0 – 15 cm)
抱きしめられる距離。
遠方相 (15 – 45 cm)
頭や腰、脚が簡単に触れ合うことはないが、手で相手に触れるくらいの距離。

個体距離
相手の表情が読み取れる空間。

近接相 (45 – 75 cm)
相手を捕まえられる距離。
遠方相 (75 – 120 cm)
両方が手を伸ばせば指先が触れあうことができる距離。

社会距離
相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる空間。

近接相 (1.2 – 2 m)
知らない人同士が会話をしたり、商談をする場合に用いられる距離。
遠方相 (2 – 3.5 m)
公式な商談で用いられる距離。

公共距離
複数の相手が見渡せる空間。

近接相 (3.5 – 7 m)
2者の関係が個人的なものではなく、講演者と聴衆と言うような場合の距離。
遠方相 (7 m -)
一般人が社会的な要職にある人物と面会するような場合におかれる距離。

上記内容が一般的な他者との平均的な距離感とのこと。

 

これが人によって、またはその人との関係性によって広かったり狭かったりするわけですが、稀にこの距離が非常に狭く距離感が近すぎる方がいるのです。
そのような人が、冒頭で紹介したような「他人が違和感を感じるくらい不自然に距離を詰めてくる人」です。

特別仲が良いわけでもないのに必要以上に接近して話しかけてきたり、何故か他にもたくさん空席があるのに近くに座ってきたりするのはそのためです。

 

本人はそのつもりがなくても、パーソナルスペースが広い人には鬱陶しがられたり、最悪嫌われたりします。

 

 

パーソナルスペースの広い人には辛い日本の施設

狭い表現

話は変わりますが、日本の公共施設って狭っ苦しく感じませんか?

私はどちらかというと他人との距離を置きたいタイプです。
そのため、公共機関や店舗といった場所で不快な思いをすることが多いのです。

 

ただ、これって私だけではないはず。
多分、日本人は他の国の人よりもパーソナルスペースが広い人、近寄られる事が苦手な人の割合が多いのだろうと個人的には思っています。
でも、日本は土地が狭い国です。なんでも省スペースで造られていることが非常に多くありませんでしょうか。

例えば都心部の電車なんかがそうです。
言うまでも無くとても人が多く、路線と時間帯次第では乗るだけでも大変なくらい混み合っている事も少なくありません。
ついでに言うと座席と座席の間隔も狭く、隣り合った人とぴったりと肩を並べることになり、なんとも気まずい思いをすることもしばしば。

 

飲食店などもそうですね。
安価な価格帯のお店の場合、薄利多売で数をこなさなくてはならない事もあってか、どうしても1人当たりの客席のスペースが狭い設計になっています。
とてもではありませんが落ち着ける空間ではありません。

大手牛丼チェーン店なんかでは回転率を上げるために、戦略としてあえてそうしているのでしょうが。

 

ショッピングモールアウトレットなんかもそうですね。
多くの人が訪れる事を前提としているため、1人当たりに想定されているスペースが狭くなっています。食事処にしてもショッピングをするお店にしても何となく狭苦しいです。

その他にも挙げればきりが無いのですが、土地が狭い日本という国では仕方の無いこと。
ある程度は諦めるしかありません。

 

しかし、絶対に諦めなくてはいけないかと言えばそうではありません。

 

お金で場所を買う

お金

お金で場所を買うと言う表現が適切かどうかはさておいて。

快適な空間を得ることを目的として、ある程度のお金を支払うことが出来るのであれば不快な思いをすることを少なくすることは可能です。

 

例えば同じコーヒーを飲むにしても、某有名ハンバーガーショップの100円のコーヒーと都内の有名ホテルのラウンジで1000円程度のお金を支払って飲むコーヒー。

味も当然のことですが、座席の快適性も大きく異なります。
椅子自体の座り心地もさることながら、席と席の物理的距離もしっかり取られているため、隣の誰かとの距離が気になるということもありません。

 

交通手段も同じです。

車を利用すれば少なくとも満員電車のような状態にはなりません。
電車を利用するにしてもグリーン車を利用したりするとその差を体感することができるかと思います。(全ての路線にグリーン車が備え付けられているわけではありませんが)

通常の座席とは違い席間が広めに取られていたり、観光地などの利用者が多い所でなければ混み合っている事もそこまで多くないため快適性は高くなります。
また、座れるかどうか分からないといったことも恐らくありません。

色々試してみると分かりますが、どんなものであっても大抵は金額が高いところほど利便性が高く、快適であるようにと考えられて造られているものです。

 

また、そのような場所の方がその場にいる人のマナーも良いことが多いです。
そのため、自然とその場所の居心地が良いものとなるのでしょう。

このように快適な空間を手にしたいのであれば、相応のお金を支払う必要があります。ある程度金銭的なゆとりが有ることが前提にはなってしまいますので、全ての人にとって快適な空間を得るためにお金を消費することが絶対に良いこととはなりません。
この辺は当事者の価値観にも左右されますね。

 

おまけ

先ほどまで高い金額を払えば、ある程度の利便性や快適性を確保できるということを書いてきましたが、そうでもないこともあります。

それは旅行です。

 

同じ旅行でも高いお金を払いつつ、逆に快適性が下がる状況がありえます。

旅行というものは繁忙期になると、一斉に宿泊費等が値上がりします。

 

旅行代理店のwebページを見てみると分かりますが、お盆や年末年始といった多くの日本人が休むであろう時期だけは狙ったように(というか完全に狙って)値上げをされます。

控えめに言っても値上がり具合がかなりエグいですよね。
旅行代理店や観光地・ホテル等からすればかき入れ時なので仕方が無いのでしょうが。

 

そして、繁忙期であるため観光地はどこにいっても非常に混んでいます。
言うまでもなく快適性は低いです。

つまり快適な旅行をしたければ、ただ用意されている物にむやみお金を払うだけでは快適性は得られず、閑散期(人の少ない時期)に旅行が出来るような環境を整えないといけないと言うことですね。