このようなことで悩んではいませんか?
収入の増えにくい昨今、生活を楽にしようと思ったら工夫が必要です。
一番効果的なのは生活をする上で絶対に出ていくお金、固定費の削減です。
では固定費のなかで一番大きな金額のになるのは何でしょうか。
そうです、家賃です。
こんにちは、管理人のくたです。
今回は生活する上で最も大きな固定費である「家賃」についてです。
家賃について一般的に言われていることと、立地を妥協することで大きく家賃を削減することに成功した私の体験談をお伝えします。
生活コストの中で最も大きなコストは家賃!
大部分の方が「高いなぁ」と思いつつもどうしても支払わなくてはならない支出といえば・・・
そう、家賃(居住費) ですね。
賃貸マンションやアパートを借りるときの家賃の相場は、3分の1が限度と言われています。
正確には手取り収入の3分の1です。
さて、支払っている家賃は手取り収入と比較してどの位の割合でしょうか。
今現在の家賃が手取りの30%を超えているのであれば「生活が苦しい」と感じていたり、「自由に使えるお金が少ない」と感じているのではないでしょうか。
家賃として支払うのは手取りの30%程度が目安と言われています。
でも、今の日本の現状を考えるとそれでは少し甘い見込みかもしれません。
税金や公共料金を初め「生活コスト全体」が年々上昇傾向にあるので、25%程度まで抑えるをお勧めします。
当たり前の話になりますが支払う家賃の比率が高いほど生活は苦しくなります。
自分自身が許せる範囲で部屋のグレードを落としてください。
日々の生活にゆとりが持てるようになります。
家賃支払い割合別生活のイメージ
手取り収入の20% | 超余裕! |
手取り収入の30% | 普通 |
手取り収入の40% | 苦しい |
手取り収入の50% | 無謀 |
もし、毎月の家賃の支払いが30%を大きく超えているのであれば、家賃(居住費)が生活全体を圧迫している状態です。
すぐにでも自分の収入に見合っている部屋とはどの程度の賃料なのかを真っ先に検討しましょう。
賃料の安い地域へ移り住むことで毎月の賃料は下げられる
アパートやマンションといった賃貸物件に住んでいれば、勿体ないと感じていても毎月何万円という大きな金額を支払い続けていますよね。
これを下げようと思ったら何かしら今よりも条件を落とした物件に引っ越す必要があります。
ではどんな家賃が下がる物件というのはどんな物件か。
具体的にはこんな物件です。
- 築年数が古い
- 設備のグレードが低い
- 日当たりが悪い
- 駅から遠い
- 近くに嫌がられる施設がある
他にも色々ありますが、このような人から嫌がられる悪い条件が多くある程物件の賃料は下がっていきます。
とはいえ人は一度快適な部屋に住んでしまうと、部屋のグレードを落とすという選択をすることに抵抗を感じます。
私も以前同様の経験をしたことがあります。
下手に最初に良い物件に住んでしまったために、条件の悪い物件に住むのに強い抵抗を持つようになってしまったのです。
だから他の方法で家賃が下げられる条件がないかを考えました。
そこで気が付いたのは人気のないエリアに住むことです。
例えば同じような条件でも人気のエリアかどうか賃料が大きく異なります。
大手不動産ポータルサイトのHOME’Sによると、東京でのワンルームは港区では13.03万円であるのに対し、葛飾区では6.85万円だそうです。(2021.3.14現在)
同じ23区内でも倍近く違うことになります。
だから現在住んでいる家賃が高いと感じているのであれば、まずは家賃相場の安く済む人気のない地域へ移り住むことがおススメです。
家賃を下げるために何かを妥協しなくてはならないけど、部屋のグレードは下げたくないと感じている人には有効な手段だからです。
この先は上記の結論に至った私の体験談になります。
今現在、当時の私と同じように「家賃が高い」と感じている人にぜひ読んでもらいたい話です。
初めて部屋探しをしたときの失敗談
当時の私が初めて親元を離れることになったときに借りた部屋は「ほどほどに立地が良く、結構オシャレな部屋」でした。
新生活が始まるという事で浮かれていた私は、不動産業者に言われるがままに自分の収入に見合わない、不相応な部屋を選択していました。
いや、させられていました。
新生活にあたり「部屋を探さなくてはいけない」と何の準備もなく目についた不動産業者へ来店した私。
何の知識もない若い奴がのこのこと店にやってきたわけですから、不動産屋さんの担当からすれば好きなように言いくるめられる非常にやりやすい客です。
今にして思えば予算上限ギリギリ(と私が思える)の物件を、体良くあてがわれました。
こんな感じで不動産屋さんがよく言うであろう常套句(嘘はついていないですね)につられて紹介された部屋を契約しました。
さきほど記載したとおり、契約した物件は私の収入や職業とを照らし合わせて、貸主である大家さんがOKしてくれそうなギリギリのラインの部屋であったと思います。
営業からすれば単価(賃料)の高い部屋を契約した方が自分の歩合が上がるので、出来るだけ賃料の高い物件を選択させるのは当然といえば当然です。
そんなこんなで私はめでたく(?)新居を手に入れました。
自分自身の力で手に入れた(と思っていた)自分の城とも言うべきその部屋であったため、なんとも嬉しく、そして誇らしく思えたものでした。
そう思って住み始めた当初は、職場から借りた部屋に戻る事、部屋の中で過ごす時間自体がとても楽しかったのをよく覚えています。
部屋探しが失敗だったことに気が付いた
新しい生活を初めて数ヶ月で自分の失敗に気がつきます。
生活費が足りない!
冒頭で述べたとおりですが、私が選択したその地域は「そこそこ人気もあり割と栄えた場所」でした。
飲食店等の店舗も非常に多いところです。
良く言えば華やか、悪く言えば(お金を浪費してしまうという意味で)誘惑の多い街です。
誘惑の多いその街で生活していると、いつの間にかよくわからない支出で財布の中身はすっかり軽くなります。
そのためいつも収入と生活費がトントン。
とても貯金ができる状況ではありません。
この状況はまずいと気が付いた私は、住んでいた部屋の更新前である2年を目途に引越しを決意。
お金の工面に非常に苦労しましたが、何とか引越し費用を捻出して転居することに成功しました。
家賃相場は物件の内容や周辺環境によって大きく変わる
賃貸住宅の賃料というものは、その物件の築年数・部屋に設置されている設備のグレード、その他立地条件や周辺環境等で大きく変わります。
その辺をよく考えれば賃料をそれなりに抑えることが可能です。
私の場合ですが、そこそこ良い立地というのを諦めました。
あまり人気のない地域へ転居することで、毎月の家賃を減らすことに成功したのです。
新天地で得た金銭的なゆとり
人間、一度良い環境を体感してしまうと「そこからグレードを落とすこと」に強い抵抗を感じるものです。
引越し当初は周辺環境のあまりの違いになんとも暗い気分になったのをよく覚えています。
今までは明るく華やかな街に住んでいたものが、住宅以外何も無いような地域に引っ越したものですから、その落胆や推して知るべしです。
しかし、賃料が下がることによって手元に残るお金が増えました。
今までは帰り道にちょっと買い物と言うのが多々あったものがほとんど無くなります。
帰り道に寄る店がそのものが無いのですから、当然と言えば当然です。
そうなると当然毎月口座の残高が増えていきます。
最初は引越しを行ったことをネガティブに捉えていましたが、銀行口座の残高が増えていくにつれて気分はなんとも明るいものに変わっていきます。
また、節約せざるを得なかった部分に回せるお金も以前より多くなり、生活がゆとりのあるものに変化していくのを実感できるようになりました。
例えば、電気代や水道代などの本来掛かるであろう部分を必要以上に削ることは、自分にとっては非常に強いストレスだったようです。
そこを気にする必要がなくなるだけで、日々の生活が明るいものになる気がしました。
結果論ではありましたが、引越しをしてとても良かったと今では思えます。
実は最初の部屋の賃料はと本当に高額でした。
この引っ越しによって月の支払賃料が約4万円の減額となっています。
この金額を見てもらえればいかに不相応な物件に住んで分かるのではないでしょうか。
賃料が万単位で下がるのであればすぐにでも引越しを検討するべき
引越をするとなると、当然ですがそれには費用が掛かります。
しかし、物にあふれた生活を送っているのでなければ、単身者の荷物なんて程度が知れています。
引っ越しをする時期を間違えなければ、単身者の引越しなんて10万円もあればおつりが来ることでしょう。
引越し後に残るお金を考えたら、出来るだけ早く値段の安い部屋に引っ越してしまった方が金額的には得です。
賃料が明確に下がるのであれば、誰かに相談してでも早期に引越しをするべきです。
引越しをして賃料が下がれば当然お金の節約になります。
しかし、短期間に引越しをしていては引越し代の方がかさむので節約にはなりません。
最低でも2年、出来れば4年以上は同じところ居る計画を立てられないと効果が薄い、下手すると逆効果となる可能性もあるので注意が必要です。
今回の体験談のように予備知識がない状態で物件探しをしてしまうと、分不相応な物件に住んでしまったりすることも考えられます。
部屋探しをする前にある程度相場や物件の探し方を知っておくと良いでしょう。
今回は以上です。
ありがとうございました!
良かったら見てみてね!
あなたは今まで何度引っ越しをしたことがあるでしょうか。 いわゆる転勤族といわれるような仕事関係で年中引っ越しをしている人でなければ、それほど引っ越しを繰り返しているなんていう人はそう多くないはずですよね。 […]