親元を離れたい、実家を出て兄弟姉妹と別の生活を送りたいといった一人で生きていきたいという願望をもった人というのは意外に多いようです。
逆の意味の検索候補もあるけど。
反りがあわないと一緒に生活をするというのは精神的に辛いですよね。
親や兄弟姉妹という家族であっても、考え方が合わないという事は十分にあり得ます。
それであればいっそのこと親元を離れて一人暮らしを始めるのも悪くありません。
こんにちは管理人のくたです。
今回は親元を出て早く自立をしたいという方向けの記事です。
20歳以上であれば自分の意思で引っ越すことは可能です。
未成年の場合、高校生くらいまでは親元を離れるのは難しいかもしれませんが、卒業後であれば親を納得させる十分な理由を作れば可能です。
一度一人暮らしを検討してみましょう。
未成年の場合は特にしっかり解決しよう!
暗めの話が苦手という方はブラウザバックをお願いします。
【親離れのための一人暮らし】実家を出ることをどう考えるか
反りの合わない身内と一緒に居続けるとお互いストレスが溜まります。
近くに居ることによってストレスを溜めてしまうくらいであれば、一度離れて暮らすことをおススメします。
今まで感じていたストレスがなくなり関係が良くなることもありますし、少し距離を置いたことで逆に親が近くに居たことの有難みが分かったりという事も考えられます。
離れたことによって親元に居たときの方が良かったと感じるのであれば、また戻れば良いだけの話です。
もし思わなかったとしても、そのまま一人暮らしを続ければ良いわけです。
ほとんどデメリットはありません。
あえてデメリットを挙げるのであれば親元にそのまま居るよりはお金が掛かることですが、いずれ自立を考えるのであれば、それが少し早まっただけの話。
自立をするのは早いに越したことがありません。
親離れをする良い機会だと捉えるべきです。
とはいえ、自立には責任が伴います。
自分のことは自分でやらなくてはなりません。
逆に言えば自分のことを自分で面倒見られるのであれば、これほど気楽で自由な生活はありません。
一度本気で一人暮らしを検討してみてください。
未成年の場合はどうなる?
今までの話はすでに成人していればの話。
実際の所、高校生くらいまでは一人暮らしは現実的ではありません。
では高校卒業後ならどうか?
大学生やすでに就職済という方であれば、一人暮らしをしている人も割といます。
といっても自分勝手に部屋を借りてくると言うのは簡単な話ではありません。
そこはやはり未成年。
大家さんも簡単に部屋を貸してはくれないのです。
そのため、親名義で部屋を借りたりする方も少なくありません。
未成年の賃貸借契約は有効か?
未成年でも賃貸借契約自体は有効です。
しかし未成年の行う法律行為(この場合は賃貸借契約)は親権者の同意が無い場合は取り消すことができてしまいます。
そのため未成年が単独で契約することは大家さんが認めない事が多く、現実的ではありません。
部屋を借りるためには両親の承諾が必要と考えるべきです。
ただし、未成年であっても結婚をしている場合はその限りではありません。
親を説得する十分な理由って?
冒頭で触れた親の説得。
これが一番の難関かもしれません。
成人した社会人であれば一言「一人暮らし始めるから!」で済むかもしれませんが、未成年となるとそうはいきません。
学生の場合は説得材料はやはり進学でしょうか。
自宅から通うには無理がある距離の学校であればどこかに部屋を借りなくてはいけません。
とはいえこの意見を通すには親が納得するであろうレベルの学校に行くのが前提になってしまうのが難しいところ。
学力が見合わなければ「地元の学校でいいんじゃない?」と相手にしてくれないかもしれません。
進学に説得力を持たせるには一定水準の学力が必要なので日頃の行いという話になってしまいますね。
同じ未成年でもすでに就職している場合は微妙なところです。
働いているのだから独り立ちしているとも取れますし、年齢的には親の庇護のもとにあるとも考えられます。
この場合は独り立ちしていることを前面に押し出して説得、それがだめなら成人を待って一人暮らしをすると宣言するしかありませんね。
この場合は部屋を借りるときの保証人に親を当てにできなくなます。
不動産屋さんと相談して、保証会社を利用することになるでしょう。
でも、保証料として多少のお金が掛かるよ!
部屋を借りるための予算はどうするか?
部屋を借りるための予算。つまり初期費用ですね。
通常の物件だと初期費用で家賃の数カ月分もかかるのが普通です。
親からの援助を期待できないのであれば、予算は極力抑えたいところ。
予算を抑えるとなれば立地や利便性、物件自体の築年数など色々と妥協しなくてはならない部分がでてきます。
とはいえ部屋探しに慣れていない人が探そうとすると中々大変です。
ではどうするか?
不動産業者によっては低価格の物件やシェアハウスといった予算を抑えた住まいを専門に仲介している不動産業者もいます。これについては後ほど改めて紹介します。
↓シェアハウスで予算を抑えるのであればこちら↓
未成年でも親と離れて暮らすことは可能ではある
とはいえ、家庭環境などによっては未成年であってもどうしても家を出たい、親と離れてくらしたいといった人も中にはいるはず。
といっても基本的には未成年と賃貸借契約を結んでくれる大家さんはほぼ居ないと考えて間違いありません。
しかし方法がないかといえば全くないわけではありません。
おススメはしませんが、未成年であっても引っ越すことができる方法もあります。
それはこの二つです。
- 結婚をする
- 自分の勤め先(会社)に部屋の契約をしてもらう
どちらも自分の意志だけではできません。
結婚は相手が必要ですし、会社で契約(法人契約)は当然会社が了解してくれなければ不可能です。
結婚にいたっては一人暮らしですらありません。
そして労力を考えたら成人するまで待っていた方がいいのではないでしょうか。
繰り返しにはなりますがおススメはできませんので、この項目について詳しく取り上げるのは控えます。
一人暮らしを始めるために考えること
話を一人暮らしに戻します。
初めて一人暮らしをする前にまず考えなくてはいけないことは生活費と住む部屋の確保です。
そのための考えなくてはならない事はおよそ以下の通り。
- 毎月の生活費をどこから捻出するか
- 住む場所はどうやって決めるか
この2つの目星をつけておかなければなりません。
一人暮らしのための生活費はどうするか
生活費の確保は何より大事です。
これが確保できないのであれば一人暮らしどころではありません。
社会人であれば金額はともかくとして毎月お給料が発生していますね。
そこから逆算して
- 生活費
- 住む部屋の初期費用
- 毎月の賃料
これらを確定させて下さい。
この辺りは新社会人が賃貸で一人暮らしを始めるときの費用はどのくらいか?という記事で説明しています。
また、事情があって職についていないというのであれば、まずは職を見つけることが優先ですね。
そんな時は住み込みで働ける職場を探すというのも手です。
リゾートバイトと呼ばれるものであれば結構そんな職場があったりしますので、見てみると良いでしょう。
\↓住み込みの仕事を探してみる↓/
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これでお金を貯めて一人暮らしの取っかかりできる。
本気度が高いなら下記のような住み込みの寮が付いた工場に申し込むというのもありかもしれません。
下のリンクはISUZUの工場での仕事募集。
住み込みの契約が3ヶ月(情報は2021年5月現在)とのこと。
契約更新も有りとなっているのでもう少し長期間安定して仕事(収入)を得られるかもしれません。
問題は学生の場合です。
両親が生活費を負担してくれるのであれば問題ありませんが、全ての家庭がそれをできるとは限りませんね。
その場合は自分で家賃や生活費を捻出しなくてはなりません。
その場合はおよそ以下の2つになると考えられます。
- 奨学金
- アルバイト
奨学金は言うまでもなく借金、借りたら返すが基本です。
学業を修めて相応の就職をするという明確な目的があって借りる価値があるものです。
そしてアルバイト、働いた時間の分だけお給料が確実に手に入ります。
奨学金の不足分と穴埋め的に働くのがオススメです。
あくまで学業をするための資金を得る手段だよ!
今の時代副業やフリーランスという稼ぎ方も考えられますが、それらの稼ぎ方は即効性も安定性もありません。
学業をするための資金を得る手段としてはあまりオススメはできません。
ただし元々経験があって稼いでいるのであればその限りではありません。
一人暮らしのための住まい探し
次は住む場所を考えましょう。
住む場所の探し方は知ってしまえばそう難しいものではありません。
下記の手順通りに進めていきましょう。
- ネット(ポータルサイト)で賃貸物件を見てみる
- 物件を掲載している不動産屋さんに問い合わせをする
- 不動産屋さんを訪ねて部屋を案内してもらう
- 部屋を借りる(賃貸借契約)
- 引越し業者の手配
- 転居先の電気・ガス・水道の開栓手続き
- インターネット接続の手続き
- 引越しに向けて荷造り
- 引越し
引越しまでの手順はこのような感じです。
でも、大事なことだよ!
本来であれば親が手伝ってくれるのが一般的ですが、親から離れたいという理由で始める一人暮らしならきっと親の手伝いや援助は期待できませんよね。
費用を抑えるための業者選定
部屋を借りるときにはまずはネットで住みたい地域や、その地域の賃料の相場観を確認しておきましょう。
ポータルサイトで部屋をいくつか見ればその地域の相場がある程度把握できるはずです。
ポータルサイトを見ていると同じ物件が並んでいることがありますが、それには理由があります。
興味があるようでしたら【不動産賃貸】物件情報サイトに何個も同じ部屋がのってるけど?を読んでみてください。
具体的におすすめの不動産業者はどこ?
まず大前提として、親から離れたいと考えている以上部屋探しなんていうものは初めてですよね。
そうなるといきなりよく分からない街の不動産屋さんにいきなり飛び込むのはハードルが高いですよね。
それであれば最初はやっぱり有名な不動産屋さんがオススメです。
それこそTVよく見るようなレベルで。
例えばこちらのアパマンショップ。
見たことありますよね。
まずはこういった不安になりづらい大手不動産業者で探してみましょう。
大手だけあって取り扱っている物件数はピカイチ。
低予算の物件も多数取扱いがあります。
もちろん大手不動産業者は他にもありますが、今回このアパマンショップを勧めるのは1つ理由があります。
それはオンライン部屋探し(内覧)です。
聞き慣れない言葉ですよね。
それもそのはず。
割と最近始まったサービスで「問い合わせから契約まで」1度もお店に行くことなく終わらせることが可能です。
足を運ばずに話を進められるのは非常に楽ですし、1度試してみるのも良いでしょう。
そしてやっぱり現地をみたいとなれば、改めてスタッフさんに相談すれば良い話です。
\アパマンショップで物件を見てみる/
興味がある方はオンライン内見についてまとめた記事がありますのでそちらを見てみてください。
さらにもう1業者紹介します。
少し前に不動産業者によって得意な分野が異なり、低予算の物件を中心に扱っていたりする業者さんなどがいることをお話ししました。
あくまでその一例ですがシェアハウス専門業者のオークハウスを紹介します。
オークハウスは東京都23区を中心に高い利便性と低コストを両立したコストパフォーマンスに優れた物件を紹介してくれる業者さんです。
シェアハウスなので知らない誰かとの共同生活になります。
共同生活が面倒に思えるかもしれませんが、逆に考えれば新しい出会いによってあなたの生き方や考え方に影響を及ぼすような出会いもあるかもしれません。
初期費用についても10万円以下の物件の扱いもあります。
初期費用としてはかなり破格と言えますね。
オークハウスについて詳しくまとめてみましたので、こちらも読んでみて下さい。↓↓↓
不動産業者を決めてからの流れ(内見から契約まで)
ある程度物件の把握ができたのであれば実際に不動産屋さんに行って部屋の内見です。
(オンライン内見の場合を除く)
初めて不動産屋さんに行く方はちょっと緊張するかもしれませんね。
でも、大半の不動産屋さんは親切丁寧に部屋を案内してくれるはずです。
もしそうでなかった場合でも特に心配する必要はありません。
別の不動産屋さんでも大半の賃貸物件は紹介することが可能だからです。
これについては【今、部屋探しをしている人へ】不動産屋さんは実はどこでもいい理由にて説明しています。
ところで部屋探しの時の賃料はどの位で考えていますか?
という方はあまりいないでしょうが、漠然と何となくこれくらいで金額を決めていませんか?
賃料を決めるときはその金額を払った上で生活が成り立つかが重要です。
だからこそ部屋を借りるときの賃料や初期費用の金額は抑えるようにして下さい。
少しでも賃料が安い部屋を見つけることが安定した生活に繋がります。
自分で払える金額をよく考えよう!
ちなみに日程的な余裕があるのであれば時期を調整すれば初期費用を抑えて部屋探しをすることができます。
その当たりは賃貸で少しでも安く借りるまでの手順と時期で説明しています。
良い部屋さがしになるといいね!
しばらくは一人暮らしを満喫してみて、その先は?
一人暮らしを始めると環境が変わったことにもあり、しばらくはその生活が楽しくて仕方がないというひとも多いはず。
でも、数ヶ月もすればある程度落ち着いて自分と家族との在り方について見直す事ができるかもしれませんね。
家族との共同生活は、鬱陶しいながらも有りがたいものだったという人も多いはず。
もしかしたら、すでに地元に帰りたいと思っているかもしれませんね。
逆に今の生活の方が良い、自分にはこっちが向いていたという人だっていて当然です。
どっちかというと個人的にはこっち寄りでした。
考えてみれば何の不思議でもありません。
別に家族間の仲の良い悪い関係無しに共同生活が向いていないという人も居るのですから。
私を含め、一定の距離があった方が家族と上手くいくというのは良くある話です。
だから今現在家族との共同生活に悩んでいるのであれば、一度離れてみるのを私はオススメします。
今回は以上です。
ありがとうございました!
\先ほど解説したアパマンショップで物件を見てみる/
↓先ほど解説したオークハウスを詳しく知りたい方はこちら↓